第四話
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介を始めた。
「初めまして、僕はディアです」
「よろしく、俺はリッド・ハーシェル」
「ヴェイグ・リュングベルだ」
「僕はルカ・ミルダです」
「あたしはイリア・アニーミ、よろしく」
ディアは紹介を終えると、ファラに質問攻めをされ、10分後クタクタになりながら、次の部屋に向かった。
続いて入った部屋は、ディアは先ほどと同じにならないよう、いつでも出れるよう準備をしながら、挨拶をした。
「僕はディアです、よろしく」
「あ・・君が新しく入りたいっていう、オレはシング、シング・メテオライト」
「わたしはコハク・ハーツよろしくね」
「いって〜コハク、そんなに強く蹴らなくてもいいだろ」
「動かないでください、ヒスイさん、それと初めまして、わたしはアニー・バースです、怪我をしたらいつでもいってください」
ディアはヒスイが何故怪我をしたのか聞くと、シングを殴ろうとしたらコハクに蹴り飛ばされたと言われ、驚きながらコハクを見た。
それでも何とか自然に接し、挨拶を終えると、そのまま部屋を出て、カノンノにこれで全員か聞く。
聞かれたカノンノは少し暗い顔をすると「あと一人」居ると言い、ディアはカノンノに案内を頼み次の部屋に向かった。
「この部屋かな?」
「う・・うん」
ディアはノックをすると少し時間が経ってから、黄緑色の髪をした少年が出てきた。
「・・・」
「えっと、僕はディア・ブライト、よろしく」
「・・・よろしくじゃねえよ、二度と俺に関わるな」
少年はドアを力一杯閉めると、ディアは固まってしまい、カノンノが気まずそうに説明した。
「彼はヴェント・デュランって言うんだけど、親友を事故で亡くしてからずっとあの調子なの、気を悪くしないでね」
ディアは黙って話を聞いていると、カノンノに腕を引っ張られ、アンジュの居るホールに向かった。
ホールに着くとアンジュはディアとカノンノの様子に気付き、尋ねると、ディアはヴェントについて話し、アンジュは溜め行きを吐く。
「ヴェント君、依頼はたまに受けるけど、一ヶ月前から誰とも話してないの」
「そう・・・何ですか?」
「・・・とりあえず、今は入隊試験を続けましょう、ヴェント君はまた今度考えよう」
アンジュが無理して笑っているのにディアは気付いたがディアは無言で頷く。
「さあ、ルバーブ連山に着いたから、もういっても大丈夫だよ」
「はい、カノンノ行こ」
ディアとカノンノは船を降り、ルバーブ連山に向かう。
ルバーブ連山に着いてもディアはヴェントのことばかりを考えてしまい、これではいけないと思い、自分の頬を両手で叩く。
(今は集中しよう!ヴェントは合格してから考えないと)
ディアはカノンノとガルーダを探し奥まで進むとやがて二人が初め
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