スーパーロボット大戦OGs
0111話
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に動かし、隙を見せたらそのレーザーブレードで攻撃させる。同時に、リニアレールガンの砲身を展開。狙いを付けてトリガーを……
「隊長、ラコタ隊の回収を完了しました」
トリガーを引く寸前にエキドナからの通信が入った。
「そうか、時間を食いすぎたな。予定も詰まっている。今日はここまでにするべきだな。……ラミア・ラヴレス、ベーオウルフの手にあるカードは俺に対抗可能なものか?」
右脚を損傷し、地上に着地できない為に空中に浮いたままのアンジュルグへと通信を送る。
「はい、ワイルドカード足り得るかと」
「なるほど、ツキはまだ奴にあるか。勝負はまだまだこれからと言う事だな」
「アクセル隊長、一つ教えてください。何故私の言った事が真実でないと気づかれたのですか?」
「自分に近しい者が倒れた時にお前のように涼しい顔をしていられる訳がない。W17だったお前なら可能だったかもしれんが、ラミア・ラヴレスとなった今のお前では特にな。それにお前との通信を聞いていたヘリオスの様子を見れば、それこそお前の言った事がブラフだろうとは簡単に予想が付く。そんな所が、まだお前がW17で在る事の証明なのかも知れないな」
「あ、隊長……私は……」
俺の言葉にどれ程の衝撃を受けたのか、ラミアの顔は悲嘆に染まっている。
キョウスケの再起不能という言葉をこの表情で言う事が出来ていれば、そして俺に原作知識が無ければ、あるいは信じたかもしれない。
「……まぁ、いい。エクサランスはくれてやる。どちらにしろまた会う事になるしな。ベーオウルフへ伝えろ、次はないとな。それでも生き残りたければ今よりも強くなる事だ。決着の場はインスペクターの拠点、宇宙要塞ドルムだ」
「了解……したり……しました」
ラミアの言葉を聞き、ゲシュペンスト・タイプRVの周囲で待機していたファントムを戻し、リニアレールガンの砲身も折りたたむ。
「待ってくれ、アクセルさん!」
その場を去ろうとした俺に声を掛けてきたのは、ようやくグレイプニルの糸が解除されて機体制御を取り戻す事に成功したラウルだった。
「アクセルさん、何であんたはフィオナを……」
その言葉に繋がるのは、撃ったか、か。あるいは庇ったか、か。
「さて、な。そいつらの部隊に何度か言った事があるが、お前にもこの言葉を贈ろう。強くなって、俺に勝ってみろ。そうしたらお前の知りたい事を、俺が知っている限り全て教えてやる。俺と奴等の話を聞いていたな? 俺達シャドウミラーは宇宙要塞ドルムにいる。どうしても知りたいのなら、奴等と一緒に宇宙へ上がるんだな」
それだけ言い捨て、まだ何かを言っているラウル達を置き去りにしてその場から立ち去る。
これでラウル達エクサランスチームはハガネやヒリュウ改と行動
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