暁 〜小説投稿サイト〜
転生者達による神世界開拓記
閑話
第十四話
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魘されてる。



 「大魔導転籍(ユングドヴァン)、14ページの魔法参照、詠唱開始……異常回復(ノーマルコンディション)



 光が彼女を包み込む。発光が終わると穏やかな顔に戻っていた。彼女を悩ませた頭痛も多分治ると思う。



 「後は服を脱がせて……」



 汗の染み込んだドレスっぽい服を脱がせ……そういやこの時代に下着という概念はなかったな。適当に寝間着でも着せとくか。



 「すぅ……すぅ……」



 これでよしっと。あのドレスは12ページの澄み透る白(クリアクリーン)で清潔にしたし、大丈夫だろう。



 「お兄さん、料理出来たよ〜」



 アイシアの手料理は野性的でした。材料も肉類しか減ってない。急いでサラダも作り、二人に食べさせた。竜は野草は食べないのか初めて食ったかのような顔をしていた。直後に美味しいと言ってたので良かったと思う。風呂は……明日に天満神(あまみつのかみ)で雨でも降らせるか。今日はもう寝よう。

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