暁 〜小説投稿サイト〜
転生者達による神世界開拓記
閑話
第十四話
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もなかった。そして―――今に至る。余の目の前には珍妙な格好をした男がいた。





 〜〜〜〜〜〜





 俺は目の前で珍妙な格好をした女性?に出会った。ある〜日♪ 森の中♪ 痴女〜に♪ 出会った♪ 花咲く森の道〜♪ 痴女に出会った〜♪



 「貴、様は……?」

 「森の熊さんです」

 「戯け……」



 因みにサクラとアイシアは俺の後ろに隠れてます。俺を盾にする気か!?



 「君は何をしてるの?」

 「分か……らん……か……?」

 「う〜ん……野外プレイ?」

 「馬鹿、者……外でなど、する……か……逃げ、て……お、るの……だ……」

 「……君の名前は?」

 「ネ、ロ……ク、ラ……ウ、ディウ、ス……」 



 ネロ、逃げている、ローマ、女性……という事はコイツは赤セイバー!?年取ってるから分からなかったよ(失礼)



 「貴、様……何か……失礼、な事……考え……て、ないか……」

 「……ソンナコトナイアルヨ」

 「後……で、覚え……て……おく、のだ……ぞ」

 「後があるのか?そんな状態で」

 「…………」

 「……しゃーないな」



 ひょいっとネロを担ぎ上げる。結構軽いな……サクラやアイシア程じゃないけど。



 「止め……ろ……何、を……する……?」

 「旅は道連れ余は情け、ってね。追手も来そうな感じだし、少しショートカットしようかね」



 目の前にスキマを開け、潜ろうとする。ふと後ろを振り向くとサクラとアイシアは歩みを止めている。躊躇しているようだった。



 「何してるんだ?早く行くぞ」

 「だって……」

 「目玉がたくさん……」

 「すまんが慣れてくれ」



 ローマからアンカラまで直通のスキマでLet's go! (※ローマ:イタリアの都市 アンカラ:トルコの首都) 





 〜〜〜アンカラ・開けた草原〜〜〜





 スキマを潜った後、ネロは眠っていた。衝撃を与えないように前を進んでいたら、いつの間にか夜になっていた。この時代に上等な宿屋なんてないし、こりゃ野宿かな。



 「おーし、今夜はここで野宿にすっぞ」

 「OKだよお兄ちゃん」

 「了解ですお兄さん」

 「サクラはテント建て、アイシアは料理を頼む」

 「うん!」

 「にゃはは、任せて〜♪」



 二人ともやる気に満ち溢れてんな……やり方は前もって教えてあるから大丈夫だろう。それよりも問題はコイツだ。



 「うぅ……」



 能力で作った布団で寝ているネロ。今も
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