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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
飛べ!友のもとに!
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葉にミントは納得する。

「私の心は・・・私じゃない、誰かによって操られてる。
 今・・・話してる言葉さえ私のものなのかどうか・・・。」

「シャルルの言葉だよ!!!シャルルの心だよ!!!」

シャルルの言葉にハッピーがそう言う。

「オイラ達がみんなを助けたいって心はオイラ達のものだ!!!」

「ハッピーの言う通りだね。私達がみんなを助けたい心が自分以外の誰のものでもないと思う!!」

ハッピーとミントはシャルルに向かいそう言う。

「今はちょっと迷っているみたいだけど、きっと大丈夫よ。
 こんな素敵な友達とナイト様が近くにいるじゃない。」

「!!ナイトさま・・・////」

エクシードのおばさんの言葉にハッピーは顔が赤くなる。

「あなたは自分の心を見つけられる、ううん本当はもう持っているの。
 あとは気づけばいいだけなのよ。“大好き”の気持ちを信じて。」

その言葉にシャルルは口を開く。

「おばさん変わってるのね。」

「そうかしら?」

「だって・・・エクシードはみんな自分達を“天使”か何かのように思ってる。
 人間は劣等種だって言ってた。」

シャルルはニチヤとナディの言葉を思い出し、そう言う。

「昔はね・・・そういう考えだった。でも、子供を女王様にとられてね。」

「「「!!」」」

その言葉にハッピー達は驚きを隠さなかった。

「ドラゴンスレイヤー抹殺の計画とかで100人もの子供・・・卵を集められた。
 そして自分の子供の顔も知らないままアースランドに送られてしまったの。」

「「「・・・・・・。」」」

その言葉にハッピー達は唖然となる。その100人の中に自分達もいる事と思えると・・・

「その頃からね、私達は神でも天使でもない・・・私達はただの“親”なんだって気づいたの。
 そしたら人間だとかエクシードだとかどうでもよくなってきたわ。
 ウチの人も口は悪いけど私と同じ考えなのよ。」

「かーーーーーっ!!!!くだらねぇ事話してんじゃねーよ!!!
 おめぇらもいつまでいやがる!!!」

「アナタ・・・。」

エクシードのおばさんの言葉にエクシードのおじさんが後ろから声を出してきた。

「辛気くせぇ(ツラ)しやがってぇ!!生きてるだけで幸せだろーが!!!
 かーーーーーーっ!!!甘えてんじゃねぇぞー!!!お役出てけーーーーーっ!!!!」

「アナタ・・・そんな急に・・・」

「ううん・・・おじさんの言う通りだよ。
 オイラ達早くみんなを助けにいかないと!」

「そうだね。」

ハッピーの言葉にそう言うミントと、頷くシャルル。

「怯えたままじゃできる事もできねぇんだっ!!!
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