第3章 エドラス編
飛べ!友のもとに!
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「あらあら、それは大変だったわね。」
そこに、そのエクシードのおばさんが現れた。
濃い緑色の頭巾をかぶり、白の服を着た青い毛のエクシードであった。
そのエクシードは皿に盛った魚をハッピー達に出してあげた。
「おじさん、おばさん・・・かくまってくれてありがとう。」
「ありがとうね!」
ハッピーとミントはエクシードのおばさんにお礼を言った。
「かーーーーーっ!!!めしを食え!!!めしっ!!!」
「はい!!」
「あい!!」
「ありがとう・・・。」
エクシードのおじさんの言葉に返事をするハッピーとミント。シャルルもお礼を言う。
「ウチの人ってば、王国と考え方とソリが合わなくてね、
昔追い出されちゃってこんな所で暮らしているのよ。」
「そうなんだ。」
エクシードのおばさんの言葉にそう言うミント。
「かーーーーーっ!!!いらん事言わんでええ!!!」
「はいはい。」
「そっか・・・それでオイラ達を・・・」
「そんなんじゃねぇやい!!!めし食ったらフロ入れー!!!かーーーーーっ!!!」
「あ・・・あい・・・。」
その後、風呂から出たあとにも・・・
「かーーーーっ!!これ着ろ!!!」
と、服を貸してあげたり・・・
「かーーーーっ!!!この辺で勝手に休め!!!かーーーーーーっ!!!」
と、エクシードのおじさんは怒鳴りながらも、ハッピー達を休ませてくれた。
少し経ち・・・
「ハッピーとシャルル、ミントって言うのね。素敵な名前。
アースランド生まれなんでしょ?誰が名前つけてくれたの?」
エクシードのおばさんをハッピー達の事を聞いてきた。
「ナツ・・・友達だよ。」
「私やミントも・・・そう・・・友達。」
「私とシャルルの名前をつけてくれ2人は義兄妹なの。」
「そうなの。」
ハッピー達はエクシードのおばさんの質問にそう答えた。
「その友達が王都に捕まってるんだ。オイラ達助けに行かなと。」
「私に名前をつけてくれた友達は今逃げているから大丈夫だけど。」
「人間を助けるのね。」
「エクスタリアではその考え方は間違っているのよね・・・。」
「そんな事はないわ、素敵な事よ。」
シャルルの言葉にエクシードのおばさんは違うと言う。
「友達にエクシードも人間も関係ない、
だって見た目が違くても“大好き”っていう心の形は同じなのよ。」
「心の形・・・?」
「そう、大好きの心の形はみんな一緒。」
「おばさんの言うとおりかもね。」
エクシードのおばさんの言
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