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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
飛べ!友のもとに!
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た〜い・・・」

ハッピー達の乗っていた木の荷車が途中で崖に落ち、ハッピー達も落ちていた。

「っ!」

シャルルが何かを見て、起き上がる。

「ハッピー、ミント!!あれ見て!!!」

「あれ?今・・・名前で・・・っ!!」

「!!」

目の前に見えたのは巨大な魔水晶(ラクリマ)が浮いていた。

魔水晶(ラクリマ)が浮いてる!!」

「王都のより大きいよ!!」

「ギルドのみんなね。」

「あんな所にあったんだ!!」

ハッピー達はただ驚くしかなかった。

「見て!ここ空に浮いてるよ!!」

ミントは下を見てそう言う。

「王都があんな下にあるなんて・・・!」

「つまり、こんな位置関係なのね。」

シャルルは近くにあった木の棒で絵を描いた。
王都の上にエクスタリア、その横に巨大な魔水晶(ラクリマ)が浮いている、そんな感じであった。

「どうやって“王都”まで降りよう・・・。」

「今の私達の“(エーラ)”が使えないし・・・」

「う〜ん・・・」

(エーラ)の使えない自分達に悩むハッピー達。

「おめぇ達、オィラの畑で何しとるだ。」

「「「!!」」」

後ろから誰かが声をかけて来て、ハッピー達はすぐに振り向いた。

「しまった!!!」

「ははーん・・・兵隊共が探し回っとる“堕天”とはおめぇらの事だな。」

その声の主は毛は白く、田舎にいる様な格好をし、鍬を持った猫、いやエクシードであった。

「「「・・・・・・。」」」

「かーーーーーっ!!!!」

そう言い、鍬を振り回した。

「ひいいいっ!!!!」

「ひゃあっ!!!!」

そのエクシードの怒鳴りと行動にハッピーとミントは驚く。

「出てけ出てけーっ!!!」

「あい!!!ごめんなさい!!!」

そのエクシードに謝るハッピー。

「荷車が転がっていったのはこの辺りか!」

「探せっ!」

「はっ。」

何と、追手がここへやって来てしまった。

「もう追ってきた・・・。」

「どうしよう・・・」

「かーーーーーーっ!!!!」

「うぎゃあ!!!!」

「ひゃわああっ!!!!」

「畑から出てけーっ!!!」

「あい!!すぐ出て行きます!!!」

「そしてウチへ来いっ!!!!」

「え?」

「ええ?」

「・・・・・・。」

そのエクシードの言葉に驚くハッピーとミント、唖然となるシャルル。































そのエクシードの家にて、ハッピー達は追われている訳を話した。

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