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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
エクシード
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一方、ナツとウェンディは・・・

「くそっ!!!」

ナツは扉を叩いていた。

「壊れねぇ!!!畜生!!!!」

「お兄ちゃん・・・。」

ナツは自分の不甲斐なさに悔しさで暗くなり、
ウェンディは付けていた白い羽のペンダントを見ていた。

「お兄ちゃん・・・私・・・信じてるから・・・お兄ちゃん・・・!」

ウェンディはペンダントを握り、コージの無事を祈るだけであった。






























一方、時を戻り、コージは・・・

「お、お前は・・・!!」

そこには、俺のよく知っている人物がいた・・・!!

「ジェラール・・・!?」

そう、俺とウェンディの恩人で友のジェラールであった。

「無事だったか。」

「あ、ああ・・・心配かけてすまん・・・。
 俺がちゃんとしていれば、ギルドのみんなを・・・」

「もうなってしまった事はいい。」

「それだけじゃない、ウェンディ達が捕ちまった・・・。」

「何っ!?それはまずい!!」

「どういう事だ!?」

ジェラールの言葉に俺は驚く。

「恐らく、ナツとウェンディの滅竜魔法を欲しがっている。」

「何っ!?」

その言葉に俺はまた驚く。

「なら俺もか!!しかし何故!?」

「エドラス王の狙いは・・・エクシードを殲滅させる事だ。」

「エクシード?」

ルーシィさんが言っていた、
100年くらい前にいたと言う・・・でも詳しくは聞けなかったな。

「エクシードはお前でもよく知っている奴らだ。」

「?」

「ミントとシャルル、ハッピーの種族だ。」

「何っ!?」

そういえばシャルルが自分達はエドラス出身だって言っていたな・・・!!

「このエドラスでエクシードは神や天使の様な存在だ。
 王は彼らを魔水晶(ラクリマ)に変え、自分達の魔力にするつもりだ。
 そして魔水晶(ラクリマ)に変えた妖精の尻尾(フェアリーテイル)全員を
 エクシードがいる国、エクスタリアに衝突させるんだ!!」

「何だと!?」

「そうする事で魔水晶(ラクリマ)に変えた妖精の尻尾(フェアリーテイル)
 エクシード達を融合させて、半永久的に魔力手にするつもりだ!!」

その為にギルドをみんなを・・・!!許さない・・・!!!

「でも・・・どうやってみんなを戻せば・・・」

俺のその言葉にジェラールが答えた。

「方法はある。滅竜
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