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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
エクシード
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「その滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)見つけ次第、
 魔力を手に入れ、エクシードに殺しておくんだよ。カハッ!」

同じ頃、ナツとウェンディもヒューズから同じ様な話をしていた。

「テメェ等・・・!!!!!!!!!」

「そんな・・・。」

その事にナツはさらに怒りを覚え、ウェンディは絶望に陥った。

「じゃあな。精々大人しておくんだな。」

ヒューズはそう言い、その場から去った。

「お兄ちゃん・・・!」

































「違う・・・私は自分の意志で・・・エドラスに・・・」

その頃、シュルルは深い絶望へと陥っていた。

「ううん・・・命令を実行しただけだよ。」

シャルルの言葉にナディはそう言う。

「みんなを助ける為に・・・坑道へ・・・」

「気づいていなかったのかい?ぼきゅ達は誘導したんだよ。
 もっとも、人間共のせいで1人逃がしちゃったけど。」

「私は・・・私は・・・コージとウェンディが大好きだから・・・守りたいって・・・。」

「それは一種の錯覚だね。命令が“抹殺”から“連行”に・・・
 すなわち『殺してはいけない』と変更された事による・・・」

「ウソだぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

ナディの言葉にシャルルは泣き、大声を出す。

「私達は・・・コージ達を・・・そうさせてしまったの・・・?」

ミントも哀しみになり、そう言う。

「お前達の行動全ては私達の命令によるものだ。」

ニチヤはミントとシャルルに対し、そう言う。だが・・・!

「オイラ達は操り人形じゃない!!!」

今まで黙って聞いていたハッピーが怒りを爆発にし、ナディとニチヤに向かって言った。

「オ・・・オス・・・」

「オイラ達は・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士だ!!!!」

「「ハッピィ・・・。」」

「行こうシャルル、ミント!!」

「「え?」」

「「!!!」」

ハッピーはシャルルとミントの手を握り、走り出す。

「ちょ・・・!!」

「およよよよ・・・!!」

驚くナディとニチヤ。

「絶対に助けるんだ!!!!」

ハッピーは大声でそう言った。

「・・・そうだね!!」

ミントもそう言う。

「こ・・・これは・・・」

「堕天・・・地上(アースランド)の汚れに毒されてしまったエクシードは堕天となる・・・!」

「オオオオオォォーーーーー!!!!メェーーーーーーーーーーーン!!!!
 堕天が3人脱走!!!!近衛師団!!!!出撃ーーーー!!!!」
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