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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
エクシード
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答えなさい!!!!」

「ぼきゅが説明するよ。女王様の人間管理に従い、
 6年前に100人のエクシードをアースランドへ送ったんだ。
 卵から孵ると滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)捜索し抹殺するように“情報”を持たせてね。
 しかし状況が変わったんだ。人間の作り出した“アニマ”が別の可能性を導き出したからね。
 アースランドの人間を殺すのではなく・・・魔力として利用するというものなんだ。
 中でも滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)は別格の魔力になるみたいなんだよ。」

その説明に唖然となるハッピー達。ナディはさらに説明を続けた。

「なので急遽、君達の任務を変更したんだ。
 『滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を連行させよ』とね。」

































「「・・・・・・っ!?」」

「俺達が欲しかったのはお前らさ。ドラゴンの魔力。カハッ!」

同じ頃、ナツとウェンディもヒューズから同じ様な話をしていた。





























「やはり遠隔での命令上書きはうまく伝わらなかったようですね。」

「しかしお前達は滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を連れて来たのだからな。
 魔力化(マジカルラーズ)は人間共に任せてある。
 そういうのは人間どもの方が得意だからな。
 ただ、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)1人を逃がしたのが不味かったな。
 まったく、何とも嫌な香り(バリファム)の人間共だ。」

ナディは遠隔での命令が伝わらなかった事を言い、
ニチヤはハッピー達を褒め、魔力の事を話し、コージを捕まえられなかった事を話した。

「ニチヤさん、あの滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)は早めに探さないといけないですよ。」

「え・・・どういう事・・・?」

コージを捕まえる事に急ぐ必要がある事が気になったミント。

「うん。君が連れて来た滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)はやっかいなんだ。
 1人で2匹分のドラゴンの魔力を持っている様なものだからね。
 女王様は早めになんとかしたいそうだよ。」

そしてナディはさらに追い打ちをかける事を言う。

「そして彼には死んでもらわないといけないからね。
 2つのドラゴンの魔力を持つ異常なのは危険だからね。
 女王様自らの手で彼を消す事にしたんだよ。」

「っ!!?」





































「「・・・・・・っ!?」
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