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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
啓示
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ッ!また勝手にギルド移しやがって。」

説明と愚痴を言う、エドラスのナツさん。

「うおおお〜!!生き返った〜!!!」

「もう1人の俺はものわかりがいいじゃねえか。さ!降りた降りた!!」

そう言い、エドラスのナツさんは俺達を追い出した。

「うわっ。」

「きゃっ!」

「もォ!」

「王国とやり合うのは勝手だけどよォ、俺達を巻き込むんじゃねえよ。
 今回はルーシィ・・・お前じゃねえぞ俺の知っているルーシィの
 頼みだから仕方なく手を貸してやった。だが面倒はゴメンだ。
 俺はただ走り続けてえ。」

「オイ。」

「!」

俺達の知るナツさんがエドラスのナツさんのもとへ行った。

「お前も降りろ。」

ナツさんはエドラスのナツさんを車から降ろそうとした。

「バ・・・てめ・・・何しやがる・・・!!」

「同じ俺として一言言わせてもらうぞ。」

「よ・・・よせ!!やめろ!!!俺を降ろすな!!!」

しかし、ナツさんはエドラスのナツさんを車から降ろした。

「お前・・・何で乗り物に強え!?」

「そんな事かいーーーー!!!!」

「ひ・・・ひん・・・」

「「「「「「「?」」」」」」」

何か様子がおかしいぞ・・・?

「ご・・・ごめんなさい・・・僕にはわかりません。」

その言葉に俺達は唖然となった。

「はい?お・・・お前本当にさっきの『俺』?」

「は・・・はい・・・よく言われます。車に乗ると性格が変わるって・・・。」

「こっちが本当のエドナツだー!!!!」

「ひーーーーっ!!大きな声出さないでっ!!!こ・・・怖いよう!!」

「・・・・・・。」

「鏡のモノマネ芸でもする?」

唖然となるナツさんにそう言うルーシィさん。

「ごめんなさい!!ごめんなさい!!で・・・でも、僕には無理です!!
 ルーシィさんの頼みだからここまで来ただけなんです。」

「いえ・・・無理をしなくていいですよ。」

「こんなのいても役に立ちそうもないしね。」

「シャルル!」

「そう言うなよ。」

「というか・・・アンタ達、いつまでそうしてんの?」

シャルルは俺よウェンディに対してそう言った。
俺は未だにウェンディを放さないように
ウェンディの腰辺りを腕を組み、俺の膝の上に乗せていた。

「あ、ああ・・・/////」

顔が赤くなるウェンディ。うん、可愛い。

「放したら?」

「え?なぜ?」

「こっちが聞きたいわ。何でよ?」

「抱き心地最高。」

「お、お兄ちゃん!!!///////」

「わかったよ・・・放せばいいんだろ?」

俺は仕方なくウェンディを放した。


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