Mission 2 成長の証
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距離型のようだし、こちらに射撃武装が無かった場合少し相性が悪いな」
「ん〜……まぁ、代表候補生はISの扱いに慣れてるわけだしこっちは素人同然なんだから基本は、当てて逃げての『ヒット & アウェイ』になるだろうね〜」
ホーキとホンネが難しい顔をして長考している。
だが、下手に遠距離型でも俺には扱いきれないんだが。
射撃は一応バスターショットで心得はあるが『エックス』のように精密な射撃はできないからな。
「俺はなるべくなら剣が一つあったほうが嬉しい」
「剣かぁ〜……あっ!ぜろっちに一つ説明し忘れてたよ〜」
ホンネが再び教科書を開く。そしてページをパラパラとめくり『武器』の項目でとめる。
「あのね〜、武器にも使うときにエネルギーを使うやつと使わないやつがあるんだよ〜。大体は実弾かそうでないかで分けられるんだけど、実弾はエネルギー使わないんだ〜」
ホンネが『攻撃時の消費エネルギーの有無』について記述されている個所をトントンと叩く。
トントンと言っても袖がダボダボのせいでボスボスといった感じの音になってはいるが。
しかし、攻撃中のエネルギー消費か……前の俺にはその心配はなかったからな。
逆に考えればそれが異常なのか……俺の創造主はよほど腕が良かったのだろう。
「ということは実弾でないものはその逆でエネルギーを使うのか」
「おぉ〜、しののん理解早いね〜。まぁそのかわり実弾には弾数に決まりがあるから撃ちきるとただの鉄の筒になっちゃうんだよ〜」
「どちらにしろ無駄撃ちはできないと言うことか」
「そうだよ〜。あと剣、てゆーか近接武装はもう少し種類があって、『何においてもエネルギーを使わないタイプ』『出す時にだけエネルギーを使うタイプ』『出す時も出した後もエネルギーを使うタイプ』『特殊な攻撃の時にだけエネルギーを使うタイプ』がメジャーな4つのタイプかな〜」
「それはやはりエネルギーを使うものほど強力なんだな?」
「さすがぜろっち、察しが良いね〜。その通りだよ〜、そしてもちろん、使う量が多ければ多いほど強力なんだよ〜。これは銃の方にも言える事だよ」
「まぁ、等価交換というわけだな。強力な攻撃にはそれ相応の代償が必要ということだろう、ホンネ?」
「まとめるとそういう事だよ〜。時間も遅いし今日はここまでにしようか〜、あんまり色々詰め込んでも効率悪いしね〜」
だら〜っと全身の力を抜き寝床に伏せるホンネ。
疲れきった顔をしているが、まぁ、無理もないだろう。人にものを、それも何の知識も無い所に、分かりやすく教えるというのは考えている以上に頭と体力を使う物だ。
「助かった、礼を言う」
「そんな堅苦しいあいさつしなくてもいいよ〜。昨日どんどん頼ってねって言ったでしょ
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