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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十二話 アクセル=アルマー
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れた。キョウスケは紙一重でそれをかわしたのである。
「くっ!」
「よし・・・・・・」
そしてだった。彼はここで反撃に出たのだった。
「この間合い・・・・・・もらった!」
「何っ!」
「これで抜けない装甲はないぞ・・・・・・!」
いきなり一斉射撃を浴びせながら体当たりを仕掛ける。吹き飛んだそこにも攻撃を続けそのうえで、だった。
拳に一本の牙を出す。それでアクセルを貫いた。
「くっ!」
「これで終わりだ・・・・・・!」
そのうえで上に大きく吹き飛ばし派手に再度総攻撃を浴びせるのだった。
決まった。アクセルの動きが完全に止まった。
「ぐっ・・・・・・」
攻撃を受けたアクセルは呻き声をあげる。
「ベーオウルフ、貴様!」
「賭けは俺の勝ちだ」
そのキョウスケが彼に言った。
「アクセル=アルマー」
「まさか・・・・・・」
アクセルは所々から火を噴くマシンの中から声を出した。
「ここで俺が敗れるとはな・・・・・・!」
「いや」
「いや!?」
「貴様は既に負けていたかも知れん」
「何っ!?」
「己の世界を捨て」
キョウスケは彼に言うのだった。
「この世界へ逃れてきた時点でな」
「その時に既にだというのか」
「そうだ」
まさにそれだというのであった。
「既にな」
「・・・・・・ふん、そうか」
「アクセル」
ラミアが敗北を認めた彼に対して言ってきた。
「脱出を」
「脱出だと!?」
「そう、脱出を」
再度それを勧めるのだった。
「レモンが悲しむわ。だから」
「馬鹿なことを言うものだな」
だがアクセルは今のラミアの言葉に冷笑で応えた。
「俺は敗れた」
「それでは」
「敗者には死あるのみ」
これが彼等シャドウミラーの掟であった。
「俺だけがそれに従わないわけにはいかん」
「いえ」
しかしだった。ここでそのレモンが言ってきたのだった。
「それは違うわ」
「どういうことだ!?」
「そう言うと思っていたから」
既にアクセルの閑雅は見越していたというのである。
「自動で」
「馬鹿な、止めろ!」
レモンが何をしようとしているのか悟った。それを止めようとする。
「俺は敗れた、敗れたならばだ」
「貴方はまだやるべきことがあるわ」
しかしラミアは彼の言葉を退けるのだった。
「だから」
「馬鹿な、止めろ!」
しかしだった。彼は脱出させられたのだった。
機体は爆発した。だがまだ動けていた。
「アクセル=アルマーは一度死んだわ」
レモンはまた彼に告げた。
「さあ、これから貴方がするべきことを」
「俺がするべきことを」
「ええ」
「それは一体何だ?」
「人形ではなく人として」
「人としてだと!?」
「ええ」
こうアクセルに対して話すのだった。コクピットから脱出した
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