暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十九話 白騎士の心
[5/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
約束!?」
「っていうと?」
「つまり。女の子の露出は誰もが見たがるでしょ?」
「ええ、まあ」
「確かに」
皆それを言われるとよくわかった。実際に今も女組はそれぞれ派手な水着を着ているが男はどれも同じトランクスタイプである。何の変わりもない。
「それを言われますと」
「本当に」
「そういうことよ。女の子はお肌を見せるのもね」
「必要ってことですか」
「そうなるんですね」
「そうよ。そう言うことだと思うわ」
そうだというのだった。
「そう考えればいいと思うわ」
「成程ね」
「かなり不公平かもって思うけれど」
こうした意見も出るには出た。
「それでもまあ。それはよしとするか」
「そうね」
「腑に落ちないところもあるけれど」
そんな話もするのだった。何はともあれ彼等は楽しい時間を過ごしていた。ただ今はいない一人のことがどうしても気になってはいた。
「エクセレンさんがいればな」
「そうだな」
ジェスの言葉にヘクトールが応える。
「雰囲気がもっと明るくなったからな」
「あの人がいるだけでな」
「けれどよ」
「今は」
その二人に若草色のビキニのパットと競泳水着のミーナが言ってきた。
「そのエクセレンさんを見つける為にもアインストと戦わないといけないし」
「だからね」
「それはわかっている」
アーウィンの言葉は沈痛なものだった。
「それはな」
「それじゃあここはやっぱりぃ」
グレースは赤地に白い水玉の可愛らしいワンピースだった。しかしそのスタイルは見事なまでにはっきりと浮き出ていた。
「待つしかありません?」
「そうだな。それしかない」
それに応えたのはダイテツだった。彼も軍服のままである。
「落ち着くことだ。今はな」
「やれやれ。それじゃあ今は」
「リラックスするしかないか」
「そうね」
そのことに頷いてだった。彼等は今は遊ぶしかなかった。
それからまた三日程過ぎてからだった。南フランスにストーンサークルが現れたのだ。
「現れた!?」
「発見されたのではなく」
「ああ、そうだ」
皆にトーレスが述べていた。
「出て来たんだよ、急に」
「それじゃあやっぱり」
「そこに」
「そうだな」
キョウスケは既にわかっていた。
「間違いなくそこにいる」
「それじゃあすぐに」
「そこに向かいましょう」
結論は出ていた。既に。
「出て来るんならな」
「今度こそエクセレンさんを」
「そしてアインストの謎も」
全て解くつもりだった。ここで。
「解くか」
「そこに行ってな」
「場所はプロヴァンスの少し北だ」
トーレスはまた言った。
「そこに出て来たんだよ」
「それじゃあすぐに」
「そこに行きましょう」
皆で言い合うのだった。
「本当にね。それでよ」
「今度
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ