第百五十九話 白騎士の心
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「そうですか。やっぱり」
「美容には気をつけてるのよ」
自分でも言うのだった。
「本当にね」
「いいことだと思いますわ」
「私もです」
留美もテッサも彼女のその言葉に笑顔で頷いてみせた。
「やっぱり女の子ですからね」
「何時までも」
「そうなのよね。それにしても」
ここでスメラギは驚く目で見る者がいた。それは。
アヤカであった。彼女は白と青のビキニだったがそのスタイルがであった。
「何ていうかね。アヤカはね」
「私が?」
「もう犯罪じゃない」
その彼女のスタイルを見ての言葉である。
「そこまでいったら」
「そうかしら」
「凄過ぎますわね」
「本当に」
留美とテッサも言葉がなかった。
「もうこれしか言えませんわ」
「お見事です」
「私は別に」
本人はこう言いはする。
「そんなことは」
「凄いわよ」
「そうですわ」
「自信を持っていいですよ」
三人同時に彼女に告げた。
「そのスタイルを維持してよね」
「見ているだけで惚れ惚れしますわ」
「私達も」
「確かに」
ここでアルシオーネが出て来た。いつもと殆ど変わらない格好である。
「美はそれだけで尊いものだからな」
「けれどアルシオーネはいつもと変わらないように見えるわ」
これまた見事な紫のビキニのレインが彼女に言ってきた。
「やっぱり普段の服が普段だからかしら」
「実際に水着になっても抵抗はないわ」
自分でもこう言う彼女だった。
「それはね」
「やっぱりそうなのね」
「ええ。そしてそれは」
「うちもやで」
カルディナも普段と殆ど変わらない格好である。
「どや。いつもと同じやろ」
「確かに」
「全然違和感ないし」
「やっぱりあれやで。着慣れてるんやろな」
それだというのだった。
「そやから違和感ないんやで」
「そうみたいね」
今度出て来たのはプレセアだったが彼女は白いワンピースだった。
「私も実際スカートの下はこうした格好だし」
「セフィーロって女の人は露出高いのね」
「確かに」
皆このことに気付いたのだった。
「それなのに男の人はね」
「服の露出が」
「そうなのだ」
クリフが出て来た。彼だけは水着ではなくいつもの格好である。
「それが我がセフィーロの服なのだ」
「それってどうしてなんですか?」
「何で女の人は露出が」
「そういう決まりになっているのだ」
こう言うだけであった。
「詳しいことは私も知らない」
「知らないって」
「そんな」
「申し訳ないが実際に知らないのだ」
また述べるが言葉は同じであった。
「私にもわからないのだ」
「そうなんですか」
「そのことは」
「多分だけれど」
だがここでプレシアが自分の考えを述べた。
「お約束ということじゃないかしら」
「お
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