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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十九話 白騎士の心
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イルはかなりのものである。二人に負けてはいない。
「こういうのって」
「それはそうだけれど」
「けれどあのスタイルは」
「どうしたのですか?」
ここでファーラが来た。彼女のスタイルもかなりのものだ。派手なダークレッドのビキニである。
「皆さん落ち込まれていませんか?」
「いえ、別に」
「そういうわけじゃないけれど」
そうはいっても、という調子であった。
「まあそれでも」
「皆凄いし」
「そうですね。皆さんかなりのスタイルです」
そう言うファーラにしてもかなりのものである。
「やはり戦っていて身を鍛えているからでしょうか」
「それでなのね」
「皆スタイルがいいのって」
「そうだと思います」
今度はこう述べたファーラであった。
「皆さん」
「ううん、私達も自信あるけれど」
「それでもアヤさん達はね」
「壮絶っていうかしら」
「おい、泳がないか?」
劣等感を感じる彼女達にミシェルが声をかけてきた。
「外にいても寒いだけだしな」
「そうだよな。それじゃあ」
「泳ぐか」
シンとレイがそれに応えるのだった。
「その為にここにいるからな」
「そうするべきだな」
「泳ぐのはいいことだ」
ジノが彼等の言葉を聞いて述べた。
「私は水練も得意としている」
「水泳もできるのか」
「左様、武芸一八般の中に水練もある」
グラハムに対して述べたのだった。
「だからだ。鍛錬を積んである」
「それでなのか」
「そうだ。貴官はどうなのだ」
グラハムに対して問うのだった。
「水練は得意か」
「少なくとも泳ぐことはできる」
幾分謙遜した言葉であった。
「貴殿程ではないだろうがな」
「では競ってみるか」
「そうだな。是非な」
「それでははじめよう」
彼等は競争をはじめた。しかし多くの者はまだそれはしていない。相変わらず落ち着いてプールサイドにいた。
「あら、留美も」
「どうしました?」
「スタイルいいわね」
スメラギは彼女の水着姿を見て言うのだった。鮮やかな赤のきわどいワンピースである。後ろから見ればビキニに見えるものだった。
「そこまでいいなんてね」
「あら、艦長こそ」
しかし留美は微笑んでスメラギに言葉を返した。するとだった。
テッサと並んでプールサイドに安楽椅子の上で寝ている彼女はであった。見事な黒いビキニであった。その見事なスタイルが露わになっている。
「お見事ですわ」
「そうかしら。もうスタイルが崩れてきたんじゃないかって思ってるけれど」
「全然ですよ」
隣のピンクの可愛らしいビキニのテッサが言っていた。
「スメラギさんもかなりのものですよ」
「ふふふ。だといいけれどね」
二人のその言葉を受けて笑うスメラギだった。
「やっぱりね。何時までも若く奇麗でいたいし」

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