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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十七話 囚われた騎士
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もよりもずっと」
「どうなっているの!?」
「警戒しています」
こう遥に答えたのだった。
「ずっと。警戒が」
「ラーゼフォンが警戒している」
「はい、そして僕自身も」
綾人自身もだというのである。
「感じています」
「そうなのね」
「これがアインストなんですね」
綾人の言葉は実際に警戒するものだった。
「これが」
「ねえクスハ」
リオはクスハに対して尋ねた。
「真龍虎王は?」
「警戒しているみたい」
そうだと答えるのだった。
「どうやら」
「そう、やっぱり」
「じゃあ間違いないね」
クスハの言葉を聞いて頷いたのはリョウトだった。
「来るんだね、もうすぐ」
「それに」
今度言ったのはブリットだった。
「まだ何か来るみたいだ」
「まだ!?」
「っていうと一体!?」
皆今のブリットの言葉に目を鋭くさせた。
「何が来るの?今度は」
「シャドウミラーか?それともゲスト!?」
「そこまではわからない」
ブリットはこう答えるしかなかった。
「けれど真龍虎王が」
「そう、感じてるのね」
「確かに」
「一体何が来るんだ?」
カイはそのことを真剣に考えていた。
「何がだ」
「敵なのは間違いねえな」
ジャーダはこう考えた。
「確実にな」
「敵だっていうのね」
ガーネットもパートナーの言葉に考える顔になる。
「そうね。そう考えるのがね」
「じゃあまとめて叩き潰してやるさ」
カチーナは至極単純な答えであった。
「どいつもこいつもな!」
「前方に転移反応!」
そしてここで、であった。ユンが叫ぶ。
「パターンアインストです!」
「来たか!」
「遂にね!」
ユウキとカーラが同時に叫ぶ。
「それならだ」
「やってやるわよ」
「その数二万!」
ユンは今度は数も報告した。
「前方にです!」
「全機迎撃準備!」
「わかりました!」
ラッセルがカイの言葉に応える。
「戦艦を中心にフォーメーションを組め!」
「他にも転移反応です!」
ユンの報告はまだ続いていた。
「これは一分後にです」
「数はわかるかしら」
「五つです」
それだけだというのである。
「五つです、間違いありません」
「五つ!?」
「またそれは少ないですね」
ユンの今の報告にレフィーナもショーンも少し意外な顔になった。
「それで大きさは?」
「どの程度ですかな」
「大体バーチャロンと同じ位です」
大きさも述べるユンだった。
「それだけです」
「一体何かしら」
「わかりませんな」
「OH!まさか」
ここでハッターが言った。
「俺達の同志かも知れないな、それは」
「誰よそれ」
フェイがそのハッターに問う。
「ハッちゃんが五人もいたら騒がしいわよ」
「御前が言うな御前が!」

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