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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百五十六話 邪神に魅入られた処女
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かっていることである。
「あんたのその歌にはね」
「この銀河によ、俺の歌を響かせてやるぜ」
これがバサラの夢だった。
「それも近いうちにな」
「噂以上ね」
エリエラはそんなバサラ本人の言葉を聞いて思ったのだった。
「本当にね」
「こんな奴ですけれどね」
ミレーヌもここで彼女に言う。
「死なないでやってます」
「っていうか死なないんじゃねえのか?」
ブレラはバサラを見てこう言うのだった。
「この人はよ」
「そうさ、俺は不死身さ」
バサラもバサラでもこんなことを言う。72
「何があってもな。死なないで」
「そうだな。じゃあ俺達にも聴かせてくれよ」
ブレラはその彼の言葉を聞いて微笑んで告げた。
「あんたの曲をな」
「ああ、わかってるぜ」
そうした話をしながらパリに着いた。そしてそこでモビルスーツを受け取る。そのモビルスーツは。
「おいおい、まさかと思ったけれどよ」
「これですか」
「しかもこんなものまでかよ」
アストナージとチェーンが唖然としていた。何とそこにあったのはクイン=マンサである。
ノイエ=ジールもあった。ガーベラ=テトラにヴァル=ヴァロもある。他にはメタスや量産型F91にスーパーガンダム、それにゼータやダブルゼータまである。
「ありったけ持ってきましたって感じだな」
「ベルガ=ダラスやベルガ=ギロスもありますね」
「ティターンズやアクシズのもあるな」
他にはガブスレイにバイアラン、それにカプールやザクスリー等であった。
「ニュー以外のガンダムは全部あるしな」
「何でもかんでもって感じになってますね」
「そうだな。あとは」
まだあるのだった。
「ストライク、イージス、デュエル、バスター、ブリッツまで来たな」
「そっちのもですね」
「ザフトからはザク、グフ、ドムか」
ザフトのものもあった。
「本当に色々来たな」
「ここぞとばかりに送ってくれましたね」
「全くだ。しかし」
ここでアストナージは満足したように笑って。そのうえで言った。
「ここまで送ってくれると有り難いものだな」
「ですね。マシンの消耗が気になっていましたし」
「実際連戦だから、俺達は」
常に最前線にいるロンド=ベルならではの言葉だった。
「だからな。これだけあるとな」
「機体のローテーションもできますし」
「まあアムロ中佐とかクワトロ大尉は置いておいてな」
二人の場合はほど専用機と化している。これではどうしようもなかった。
「それでもまあ」
「これだけあれば」
「困ることはないな」
「その通りですね」
二人はその送られてきた夥しい数のモビルスーツを見て満足していた。その満ち足りた気持ちのままイギリスに向かう。しかしドーバー海峡に入ったところで。
「対岸に敵です」
「来ましたね」

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