第十七話 甲子園にてその二十四
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ここから十勝してくれればね」
「阪神優勝できるから」
「十勝は大きいわ」
それだけ勝てば三位だと状況にもよるが一位は確かに狙えた、そして十勝も落とすとそれだけでなのだ。
「優勝出来るかBクラスか」
「その分かれ目よね」
「期待したいわね。特に夏ね」
「地獄のロードね」
「何だかんだで本拠地は使えないままだから」
確かに今は大阪ドームを使える時もあるがそれでもだ。
「辛いからね」
「夏jに強いピッチャーいてくれたら違うから」
「一人でもいてくれたらね」
「だから期待したいわね、そこも」
「ええ、本当にね」
こうした話もしながら五人は勝利の余韻をビールと共に楽しんでいた。そしてそのうえで満足した面持ちで甲子園を後にしたのだった。
この日は駅で別れそれぞれの家に帰った、琴乃は晩御飯を食べて風呂に入って寝た、心地よい梅雨の中休みだった。
第十七話 完
2012・12・11
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