暁 〜小説投稿サイト〜
リリカル世界の魔導師が遊戯王GXの世界にログインしました。
デュエル準備2 魔導師は神様と邂逅しました。
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けさせるとしよう。後はもうないかの?」

「ああ後魔法を使えることってできるか?」

「魔法?それはお主が使ってた魔法のことか?」

「ああ。念のため、護身用に使えるようにしときたいんだ」



俺の言葉に爺さんは何か考え込むような仕草を見せる。



「ふむ…。それは可能じゃがデバイス無しでは大した魔法は使えんじゃろうしデバイスも用意したほうがよいかな?」

「いや、デバイスは無しにしてくれ。できればデバイス無しでデバイス使用時くらいの魔法が使えるようにしてくれると助かるんだけど」



デバイスがあれば確かに便利だが、いくらもう戻れないって言っても長年の相棒以外のデバイスはあまり使いたくないしな。



「ふむ、デバイス無しで使えるようにか。その理由はよくわからんが了解した。ならば前世のリンカーコアの他にデバイス並みの演算能力も追加しておこう。欲しい特典は以上でよろしいかの」

「ああサンキュー。でも今更だけどいいのか?俺特典一人で複数貰ってるけど」



ぶっちゃけ半分ダメ元デ言ったんだけどあっさり通ったんで少しびっくりした。


そんな俺の疑問に爺さんはなんでもないかのように答える。



「ああ構わんよ。お主の場合一つ一つはそう大した力は使わん願いじゃし。それにこれはお詫びなんじゃから被害者の希望はできるだけ通さなきゃ意味ないからね」

「なるほどね」



なら別に気にしなくても大丈夫か。



「ふむ……。それじゃあ特典の希望も聞いたしそろそろ転生してもらうかね」

「ん、ああわかった。ところで転生ってどうやるんだ?」



なんか扉的なもんでもくぐるのかな?



そんな俺の問いに対し爺さんはニタリと悪どい笑みを浮かべた。



それは昔友人の一人である豆狸が、自身の悪戯を成功させたときに見せた笑みにそっくりだった。



その笑みに、猛烈に嫌な予感がしたので俺は急いで爺さんに何をする気か問いかけようとしたのだが、その前に爺さんは俺の言葉に「こうやって」と返して指をパチンと鳴らす。



すると、俺の足元に突然大きな黒い穴が出現した。



「……へ?ってうああああああああああああああああああああ!?!?」



突然のことに反応できなかった俺は当然のごとく重量の法則に従いその穴の中へと落ちていく。



「達者でのーーーーーー!!」








こうして俺の第二の人生が始まった。



ま、精々楽しみますか!



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