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リリカル世界の魔導師が遊戯王GXの世界にログインしました。
デュエル準備2 魔導師は神様と邂逅しました。
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そう言うと、オーディーンの爺さんは再びその顔を申し訳なそうに歪めた。
「実はその通りなのじゃよ。お主が死んでしまったのはワシのせいなのじゃ」
「………なに?」
その予想外の言葉に俺は思わず眉間に皺が寄るのがわかる。
「つまりあれか?あの屑鉄どもはあんたの差し金と?」
「いやそれは違う。お主たちがあの機械兵器に襲われることは初めから運命で決められておった。ワシがお主が死んでしまったのはワシのせいだと言ったのは『更識悠斗の死亡』という運命が実はワシのミスで運命が歪んで起こってしまったことだったからじゃ」
「は?運命を歪めた?」
「うむ」
オーディーンの爺さんが言うには、俺が生きていた世界はあらかじめ何が起こるか運命で決められており、あの機械兵器の襲撃でも本来死ぬのは俺ではなく別の人間だったのだとか。
オーディーンはその人々の運命を管理する役目を担っており、人が死ぬときは死ぬ運命である人間の書類を人間の魂を連れてくる部下である別の神に渡して魂を現世から運ばせるらしいのだがこの爺さんは本来死ぬ予定である人間の書類ではなく間違えて俺の書類を渡してしまったということらしい。
「本当に申し訳なかった」
「別にいいぞ」
「謝ってすむことではないことはわかっとる。しかしワシにはこうすることくらいしかできぬ」
「いやだからいいって……」
「……そうじゃよな。そう簡単に自分を殺した相手を許すことなどできぬよな、ってなにいいいいいいいい!?!?」
「反応遅いなあんた!?」
なんなんだこいつ、ボケてんのか!?
割と真剣にオーディンの爺さんの頭の中を心配する俺を、爺さんは信じられない者を見るような目で見てくる。
「そ、それはつまりワシのことをゆ、許してくれるということか!?」
「ん?ああ、もう起きちまったことはしょうがねえし。それにあんたが言った『本来死ぬ運命だった人間』って要するになのはのことだろ?」
「あ、ああそうだが」
「やっぱり」
ていうかあの状況で死ぬのはなのは意外にありえないからな。つまり俺はなのはの代わりに死んだことになる。
「だから別にいいよ、どうせ身内もいないし。むしろあいつが死ぬ運命を救うことができたんだ。礼をいいたいぐらいだよ」
まあこんなことあいつは望まないだろうし、怒るだろうがな。
爺さんは俺の言葉を聞きしばし呆然としていたが、やがてその瞳を潤ませたかと思うと滝のような涙を流しはじめた。……って!?
「ど、どうしたんだよ爺さん!?突然泣き出したりして!!」
「う、嬉しいのじゃよ。お前さんの
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