第3章 エドラス編
エドラス王国への道のり
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しいわね。」
「性格は違っても、どこかは似ている様ですね・・・。」
「お前・・・確か髪をいじってくれる星霊とやらがいるんだよな?」
「うん・・・・キャンサー?」
髪を切るんでしょうか・・・?
数分後・・・
「こんな感じでいかがでしょうかエビ。」
「うん。これでややこしいのは解決だな。」
エドラスのルーシィさんは髪の毛全体を切り、右側に髑髏型の髪飾りをつけた。
「本当に良かったの?」
髪を切った事に尋ねるルーシィさん。
「ん?アースランドじゃ、髪の毛を大切にする習慣でもあるのか?」
と聞き返した。
「まあ・・・女の子はみんなそうだと思うエビ。」
「女の子ねぇ。」
「?」
「こんな世界じゃ男だ女だって考えるのもバカらしくなってくるよ。
生きるのに必死だからな。」
エドラスのルーシィさん・・・。
「でも、こっちのギルドのみんなは楽しそうだったよ?」
「そりゃそうさ。無理にでも笑ってねえと心なんて簡単に折れちまう。
それにこんな世界でも、あたし達を必要としてくれる人達がいる。
だから・・・たとえ闇に落ちようとあたし達はギルドであり続けるんだ。」
「そうですか・・・。」
こっちの世界でも、妖精の尻尾は妖精の尻尾ですね!
「けど・・・それだけじゃダメなんだよな。」
「え?」
「それって・・・?」
「いや・・・何でもねーよ。」
ルーシィさんとミントの言葉に「何でもない」と言うエドラスのルーシィさん。
「もう寝ようぜ。猫3匹とナツはここで寝る。
私達とアースランドのコージとウェンディは部屋で寝る。いいね!」
「へーい。」
「「お休み〜。」」
「お休み。」
「いくぜ、アースランドの私。」
「ええ。」
2人のルーシィさん達は部屋へ行き、ナツさんとハッピー達はここで寝る。
「俺達も行こうか。」
「う、うん・・・。」
どうしたんだろ、ウェンディ?
部屋にて・・・
「・・・・・・。」
「どうしたウェンディ?」
ベットの上に座っているウェンディが何か言いたそうな様子だった。
「お兄ちゃん・・・。」
「何だ?」
「エドルーシィさんのお胸・・・見たの?」
「ブッ!?」
何を言ってるんだこの子は!!!??
「やっぱり・・・大きい人の方がいいの・・・?」
もしかして・・・これって・・・
「妬いてんのか?」
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