―修学旅行 前編―
[6/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
プ《バックファイア》!」
炎丸のリバースカードが開かれたが、パワー・ツール・ドラゴンの攻撃を阻害する効果ではなかったため、そのまま炎帝テスタロスは破壊されたが、破壊された時に残り火を残して俺に直撃した。
岩丸&炎丸LP7300→6200
遊矢&三沢LP6100→5600
ただではやられないと言ったその言葉通りに、あの永続トラップ《バックファイア》を破壊しない限り、炎属性モンスターを破壊するごとに俺たちは500ポイントという無視出来ないダメージを負うこととなった。
「これで俺はターンエンド」
「俺のターン、ドロー!
岩丸のターンに移ったことにより、パワー・ツール・ドラゴンの攻撃力は一旦2300に戻る……そう、帝に破壊されてしまうぐらいの攻撃力に。
「俺は伏せていた《リミット・リバース》を発動し、《マイン・ゴーレム》を蘇生する!」
これで都合三度目の登場となるマイン・ゴーレムであったが、当然ステータスはパワー・ツール・ドラゴンには遠く及ばない。
「マイン・ゴーレムをリリースし、揺るぎない大地の帝、《地帝グランマーグ》をアドバンス召喚する!」
地帝グランマーグ
ATK2400
DEF1000
外れて欲しかった予想通りに、相方の炎丸と同じようにマイン・ゴーレムをリリースしてその名に対応した帝をアドバンス召喚した。
「地帝グランマーグの効果にチェーンして速攻魔法《月の書》を発動し、《パワー・ツール・ドラゴン》を裏側守備表示にする!」
パワー・ツール・ドラゴンに月の書が発動され、裏側守備表示となってダブルツールD&Cが外れると同時に、《地帝グランマーグ》の効果が発動する。
「地帝グランマーグの効果発動! 裏側となったパワー・ツール・ドラゴンを破壊する!」
地帝グランマーグの背後に岩が出現し、守備表示となっていたパワー・ツール・ドラゴンを破壊する。
パワー・ツール・ドラゴンの破壊を防ぐ時に発動する効果を、月の書によって破壊されたために、計算外のパワー・ツール・ドラゴンの破壊となった。
「これでお前たちのフィールドは空だ! 地帝グランマーグでダイレクトアタック! バスター・ロック!」
「《速攻のかかし》を捨てることで、バトルフェイズを終了させる!」
地帝グランマーグが出現させた俺と三沢に襲いかかってきた岩を、俺の手札から飛びでた《速攻のかかし》が代わりに受けた。
「チッ……運が良いな。このままターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー!
そのレアカード……君たちは、斎王や光の結社の手の者か?」
三沢がデッキからカードを一枚引くと同時に、岩丸と炎丸に質問を問いかけた。
……なるほど、斎王の手の者ならばレアカードたる帝の
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ