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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百四十四話 魂の凱歌
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真っ二つになりそのうえで。静かに爆発し全てが終わったのだった。遂に。
「終わった・・・・・・」
「一撃で」
「何もかもが」
誰もがそれと見届けて呆然となっていた。
「ゼラバイアとの戦いがこれで」
「本当に終わったのね」
「諸君」
その全てを終わらせたサンドマンが皆に告げてきた。
「戦いは終わった」
「はい」
「そうですね」
「ゼラバイアとの戦いは終わった」
この戦いが終わったのは紛れもない事実だった。今確かに。
「では月に行こう」
「はい、待ってましたよ」
「祝賀にですね」
「そうだ。まだ倒すべき敵はいるが」
彼等のことばまだ覚えているのであった。
「しかし今は」
「ええ」
「ゼラバイアとの戦いが終わりました」
「それを祝おう」
そういうことだった。
「今は。それでいいな」
「皆それを待ってたんだよ」
「そうだったな」
ディアッカの言葉に微笑むサンドマンだった。
「待たせて済まなかった」
「いいことだ。貴方は私達に素晴らしいものを見せてくれた」
マシュマーは心からそのサンドマンを賞賛していた。
「このマシュマー=セロ、感服つかまつった」
「本当ですよね」
ゴットンも今回はそうであった。
「まさかね。こんな凄いもの見せられるなんて」
「ではサンドマンさん」
ミネバが微笑んで彼に告げた。
「行きましょう、月に」
「うむ、祝賀の場に」
「戦いはまだ続くわ」
プロフェッサーが言った。
「この世界でも。けれど今は」
「そうですよね。一つの戦いが終わったんですし」
「折角ですから」
「もう派手にいきましょう」
グラヴィゴラスのオペレーターのメイド達がそれぞれ言う。
「ぱーーーっと」
「思いきり」
「心ゆくまで」
「その通りだ」
アヤカはもうレイヴンに戻っていた。
「ここは。心ゆくまでだ」
「それは貴女の言葉かしら」
ミヅキがそのレイヴンに対してくすりと笑って問うてきた。
「それともレイヴンとしてかしら」
「どちらもだ」
こう返すレイヴンだった。それと共に仮面を外してアヤカにも戻って。
「私も。祝福したいわ」
「げっ、物凄い美人」
「確かに」
メイリンとルナマリアはそのアヤカの顔を見て言うのだった。
「何か聞いたような声だけれど」
「何度見ても凄い奇麗な人ね」
「何か聞いたような声か」
それに反応を見せたのはメリッサだった。
「それは何処で聞いたのだ?」
「メリッサさんだけれど」
「本当にそっくりなんですけれど」
こう彼女に突っ込みを入れる二人だった。
「何か心当たりないですか?」
「本当に」
「他人の空似だが」
こう返すメリッサだった。
「別に私はな。面識もなかった」
「そういえばメイドの娘の中にも似た声の人いるし」
「ス
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