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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第13話 試験の後で………
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んよ………出来れば職員全員揉んでランク付けしときたい所やけど………」
「是非私めにそのデータを!!むしろ手伝わせて!!」
「私は構わへんけど肉塊になりたいん?」

そう聞いてゾッとした顔をするエローシュ。
魔法を使い始めて数年のエローシュだったが、六課のメンバーがどれくらい凄いのかはエクスの説明やエリオの紹介もあり分かっていた。

「ち、因みにランクはどういった具合に?」
「大きさ、張り、綺麗さの3項目やな。それぞれ分野別にランク付けし、総合1位を決める。誰もしたことないやろこんな事。だからこそやる価値がある!!」
「何て人だ………世界はまだまだ広い………」

そう言って1人感動に浸るエローシュ。

「あの………主?」
「ん?何やシグナム」
「2人の会話に私とリインが全くついていけないというか………リインには聞かせたく無い話というか………」
「エッチなのはメです!」

そんな2人の会話を近くで聞いていたシグナムとリインは会話に入ることも出来ず、ただ聞いているしか無かった。

「それにそんな事を話すために呼んだのですか?」
「ああ、そうやった。案内ありがとなシグナム」
「はい。私も同席しても良いですか?」
「構わせんで」
「ありがとうございます」

そう言って近くの椅子に座るシグナム。リインは真面目になったはやてにホッと一息ついて、はやての肩に止まった。

「じゃあここからは真面目な話や。君に聞きたいんはデバイスの件や。彼………たしかエクスやったか?あれは何や?」
「何や?って………見ての通りユニゾンデバイスですよ」
「そうやな。だけど普通のユニゾンデバイスとは違う所が多過ぎる。………今彼は何処におるんや?」
「次元空間」
「………本気で言ってるん?」
「だって本人がそう言ってるし、出てきた所を見てましたよね?アイツ、次元を切り裂いて現れたでしょ?あれが次元の狭間」

エローシュの言葉をどうしても理解しきれないはやては次に聞く質問が言葉に出ない。

「俺もハッキリと分かっている訳じゃないんですけど、エクスが言うには世界の境界線の狭間、間に挟まれてる空間だとか。何か一番落ち着くとか言ってたんですけどそれは恐らく嘘でしょうね」
「………駄目や、全然理解できへん………」
「私もですぅ………」

はやてとリインは難しい顔でうなだれ、シグナムは涼しい顔をしていたが、全く理解できなかった。

「信也、今エクスを呼び出すのは可能か?」
「シグナムお姉様!!俺を信也と………」
「あだ名で呼ぶとこっちが穢れそうでな」
「おおう………」
「貶されてその反応………まさに生粋の変態!!」
「えっへん!」
「胸張っちゃ駄目ですぅ!!」
「おほん!!」

大きく咳払いをしたシグナムによ
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