第一章 無印編
第二十話 『外伝1 なのはのシホちゃん観察記録』
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人とも元気そうだね」
「クロノ君がいたからもしかしたらと思ったらやっぱりリンディさん達もいたんですね」
リンディさんとエイミィさんが翠屋のケースを持って出てきたところで私達と出くわしたみたいです。
エイミィさんが四人と言っているけど今は二人と二匹なんですけど大丈夫かな?
「フェイトにお土産ですか?」
「ええ。ずっとアースラの中で居座っていたら退屈でしょう?
出してあげたいけどまだ結果が出ていないからせめて料理とかで楽しんでもらおうと思いまして」
「フェイトちゃんは元気ですか?」
「うん。最近はもう元気いっぱいでよくクロノ君とトレーニングをして鍛えているよ」
「そうなんですか…よかったです」
安心しているところでシホちゃんが、
「あ、そうそう。リンディさん、今日の晩御飯ですけど魚が一杯だから是非味わって食べてください」
「え? クロノ君、そんなに釣れてた!? いつもは十匹にも満たないのに…」
「あ、あはは…少しありまして」
「お姉様と勝負をしていたんですよ。ま、あっけなく敗れていましたけどね」
「それで、つい釣りの邪魔をしちゃったお詫びに三十匹くらいかな?
それをクロノにほとんど分けてあげたんです」
「はぁー…それじゃ今日はとても豪勢なものになるねぇ…」
「それじゃエイミィさん。少し…」
「ん? なになに…?」
それでシホちゃんとエイミィさんは内緒話をして少しして二人とも笑顔を浮かべていた。
でもそれは決していい笑顔じゃなかったと思いました。
後、シホちゃんは手帳を取り出して、
「こんなメニューがいいんじゃないでしょうか?」
と、リンディさんに簡易だけど料理と調理の内容を書いたメモを渡していた。
後日、アースラから携帯に「厨房係をやってみない?」というお誘いが来たらしくシホちゃんはとても苦笑いを浮かべていたけど…。
「ありがとうね、シホさん。それじゃまたなにかあったら連絡します」
「ばいばーい!」
リンディさん達も帰っていって少し翠屋の手伝いをして家に帰りいつも通り全員で食事をとって一日が終わりました。
シホちゃんがお風呂に入っていった後、お姉ちゃんが乱入していったのは、もうご愁傷様としか言えませんでしたけど。
◆◇―――――――――◇◆
「…それで今日一日、シホを観察してみてなのははどうだった?」
ユーノ君がそう問いただしてきたので私は笑顔を浮かべて、
「うん。また色々なシホちゃんの一面を知れたとても楽しい一日だったよ!」
「それはよかったね」
「うん!」
これは私、高町なのはがシホちゃんを一日観察したとても楽しい一幕でした。マル。
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