狩りに行こうぜ!@
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る男性陣
全員がその現実の温泉となんの遜色の無い温泉の心地よさに顔を綻ばせる
もちろん全員腰にタオルを巻いているが、一応言っておく。湯にタオルをつけるのはマナー違反であると
「どうかな、湯の調子は?」
「ウゲッ……」
「チッ……」
「……何の用だ、クリスハイト」
寛いでいた三人の前に現れたのは菊岡……のアバターであるクリスハイトだった
「いやー僕もVRの温泉に一度入ってみたくてねぇ。それに、やっぱり男同士で親交を深めるなら裸の付き合いをするべきだろう」
三人のその反応に何も気落ちした様子を見せず、奥の見えない仮面のような笑みを浮かべながら、かなり時代錯誤をおこしている言葉を口にした
「……俺はあんたとは親交を深めたくない。腹に一物抱えたやつと話すのは特殊なときだけで十分だ」
「相変わらず冷たいなぁ……リン君は」
「それで、本当はなにをしにきたんだ?クリスハイトさんよ」
「……単純にVRシステムにおいての水の感触を直に確かめに来ただけだよ。親交を深めに来たってのも嘘じゃないんだけどね」
リンのいつも通りの態度に肩を落とすクリスハイトだったが、リョウコウの問いかけに顔を上げると多少真剣な顔でその問いに答える
「うわっ……なにそのだらしない顔……」
「だらしないって酷……ってユカ!?」
温泉の気持ち良さにクリスハイトの言葉を少しも聴かず、とろけていたリクヤは唐突に飛んできた辛辣な言葉に反射的に顔をそちらの方に向けて目を丸くした
「なによ……何かおかしいところでもあるの?」
「いや……その……」
今のユカの姿はタオルを体に巻いただけのモンハン入浴スタイルである
必然的に通常の服より露出が激しく、温泉の熱で上気した肌がなんとも艶めかしい……
以上こんな理由からリクヤは真っ赤になって目線を宙をフラフラさせる結果となった
「さすがに意識されると恥ずかしいわね……」
入ってきたときは堂々と。それこそ羞恥心を持ってないかのように入ってきたユカだったが、リクヤのその反応に顔を場の熱とは別の理由で赤くし、胸の辺りを腕で庇う
……そんなことをすると逆効果だということを知らずに
「……ポロリは無いから安心してくれ」
「あってたまるか!!」
ポツリと呟いたクリスハイトの言葉に全力でツッコミを入れるリクヤだった
「リ、リョウ、湯加減はどう?」
「ん?ああ、サチか……」
リクヤとユカ、そしてクリスハイトのやり取りをリンと一緒にのんびり眺めていたリョウコウに声をかけたのはユカと同じく、タオルに身を包んだサチだった
「あれ、シノンは?」
ユカ、サチと入ってきて未だ姿の見えないシノンにリンはサチに所在を尋ねる
「こ
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