第百三十五話 シリウスの真実
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言うのだった。
「本当によ。それはわかっておきなよ」
「え、ええ」
「まさかそこまでなんて」
二人も驚きのことであった。
「流石カティさん」
「パーフェクトってわけね」
「諸君等も女ならばだ」
今度はハマーンが出て来た。彼女はワインレッドのビキニである。そのビキニには肩紐がなくそれが余計に彼女の色気のある肩を見せていた。
「常に節制しておくべきだ」
「げっ、ハマーンさんもかなり」
「流石二十一歳」
「私はまだ二十一歳だ」
このことをはっきりと言うのだった。あらためて。
「それはわかっていてくれているな」
「ええ、確かに」
「そのスタイルは」
スタイルを見ればわかることであった。
「あとスメラギさんとテッサちゃんも」
「かなりなのよね」
「私もね」
そのスメラギは緑の露出の多いワンピースだった。テッサは白と黒のチェックのビキニである。テッサのそれは何処か下着めいていた。
「結構。体型の維持には気を使ってるのよね」
「そうなんですか?」
「どういうわけかね」
ここでスメラギはそのテッサを見て苦笑いを浮かべてきた。
「テッサちゃんに負けていられないって思ってね」
「私にですか」
「どういうわけかしら」
自分で言って首を捻るスメラギだった。
「私とテッサちゃんね」
「はい」
「何か他人のような気がしないのよね」
「そうですよね」
何とそれはテッサも同じなのだった。
「ずっと一緒にいたみたいな」
「そうそう」」
「そんな感じがします」6
こう言うのだった。
「何故でしょうか」
「二人は・・・・・・ええと」
「プリ何とか?」
そしてこう言い合うスメラギとテッサだった。
「でしょうか」
「そうじゃないかしら」
この辺りは今一つ自分達でもわからない二人だった。
「何かね」
「そんな感じがしますよね」
「ええ」
二人もわからないが周囲もかなりわかっていなかった。
「そうよね。何なのかしら」
「意味がわからないところがあります」
「いえ、何となくわかるわ」
「右に同じ」
ここで言ったのはマリューとミサトだった。
「どうやらあんた達もそうした世界と縁があるのね」
「私達と同じみたいね」
「何か僕もそうですしね」
シンジも言うのだった。
「ウラヌスとかで」
「じゃあ僕もなのかな」
キラも心当たりがあるようだった。
「ジョーカーとかドキドキ愉快とか」
「それならまだいいんじゃないのか?」
アスランはここで曇った顔になった。
「俺は蝿だからな」
「御前はそればかりじゃねえのか?」
思わず言い返すシンだった。
「何かよ」
「あとは龍か?」
「それはまだいいんじゃないのか?」
今度言ったのはブリットだった。
「それは」
「そうみたいだな。何かな」
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