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ヘタリア大帝国
TURN56 ゲイツランドの壁その四
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った。それで納得、いや達観したものさえ見せてそのうえでこう日本達に述べた。
「それでよかったと思うよ」
「全くです。犯罪者を戦場に立たせることはあってはなりません」
 秋山も言う。
「残虐行為や軍規の乱れの要因になります」
「例えマインドコントロールをしていてもね」
「あの研究所は一旦閉鎖して機械の身体は全てスクラップにしました」
 太平洋軍の方でも何もかもを破棄したというのだ。
「後は林業の研究に使おうと考えています」
「それがいいと思うよ。それなら」
「はい、それならですね」
「あの研究はもう完全になくなったよ」
 太平洋軍側も連合軍側もそうした。それならだった。

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