学園生活
第十七話 緊急参戦!?
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器の相性みたいのがあるじゃないですか!『銀の鐘』は『インディゴ・ドラグーン』とかじゃなくてもっと他のISに合うと思うんですよ!」
「・・・まあいいわ。そう言うと思ってね、今回は違う装備を持ってきたのよ。」
「へ?」
怒りが収まってくれたのは良かったと思いながらも、新装備の方に心が引かれる。俺の装備と言うことは開発局の面々が作ったのだろう。あのメンバーが作った装備の期待しないわけが無い。
「それはどこにあるんですか!?」
「まあまあ落ちついて。その前に聞かせてもらうことがあるわ。何故今回の大会に出ていないの?てっきりアルバレルトって娘があなたと戦うのだと思っていたのだけど?」
そうか、あの電話での会話だとそう受け取られてしまうのか。あの時なにも言われなかったからてっきり問題ないのだと思っていたけど・・・
「いや・・・本当は俺が出るはずだったんですが少し事情がありまして・・・」
「事情?」
「はい・・・実はですねーーーー」
〜説明中〜
「ーーーということでして・・・」
「・・・なによ、その下らない理由は。まったく、あなたは世界で二人しかいない男性操縦者なのだからもっと自分の立場を意識して頂戴?今回の試合はたかがクラス代表戦といってもね、あなたがいるだけで重要な試合になるの。今日だって本来来ないようなお偉いさんがいっぱい来ているのよ。あなたの試合を見るためにね。」
そしてこれが本題、とナターシャは輝龍の肩をガシッと掴む。
「キリュー、あなたにはこれから新武装を使って次の試合に出てもらうわ。」
「・・・え、ええ!?なんでですか!?この大会はアルバレルトが出てるんですよ!?」
「大丈夫。既に山田先生から許可はもらっているわ。というかあなたに拒否権なんてないわよ。偉い人達も待っているしデータもいい加減とらないといけないから。」
俺の拒否権がよく否定される日だな・・・今日。
「わかったら早く武装を貰いに行くわよ。」
「は、はーい・・・」
どうやらもう諦めるしかないようだ。新武装は気になるので、俺はシャラに一言謝ってナターシャのあとをついて部屋を出た。
着いた部屋には二人の男と布に被されている新武装らしきものがあった。
「よ!キリュー!元気にしてっか?」
「お、羨ましい男の参上だぞ。」
「おお、ブライアンにジェイク!!久しぶりじゃないか!」
中にいた二人は開発局のメンバーだった。特にブライアンは同い年ということもあって昔からの親友である。ジェイクは口髭のあるガッシリとした体格で、ブライアンは眼鏡をかけているのが特徴だ。ブライアンはいつも通りの服装だがジェイクは仕事の都合上かスーツを着ている。
「にしてもジェイク、スーツ姿似合わない
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