暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十七話 緊急参戦!?
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
凄いね。あの武器は今ある武器の常識からかけ離れているよ。間合いの無い刀なんて対応できないもの。」
「この武器のセンスは・・・ぜひとも会社に欲しいですわね!」
「セシリアには渡さないよ!」

二人の間に火花が散ったように見えた。



場所は変わって選手控え室。
輝龍とシャラが話していたCコーナーの控え室へと向かう女性がいた。彼女の名前はナターシャ・ファイルス。以前は『銀の福音(シルベリオ・ゴスペル)』のテストパイロットをしていたが、現在は代表候補生たちをまとめる仕事をしている。代表候補生のデータの収集や生活の管理など様々なことをしている。その内の仕事の一つのために控え室へと向かっていたのだ。
部屋の前に到着すると、中から声が聞こえた。

「ではいつにしましょうか?」
「まて、デートとはどういうことだ!?」
「もちろんそのままの意味ですわ。あら、拒否権はありませんよ?」
「・・・ぐっ」

どうやら輝龍の他にもう一人いるようだが、生憎今時間が無い。会話をとぎる形となるが仕方ない。ナターシャは一度ノックをして、返事を聞かずに中へ入る。

「キリュー、いるかしら?」

急の来客に輝龍とシャラは驚く。が、輝龍は入ってきた人の顔を確認して間の抜けたような顔になった。

「あれ、ナターシャさん。どうしたんですか?」
「輝龍さん、お知り合いですか?」
「あら、自己紹介がまだだったわね、シャラ・クリスティさん。私はアメリカの代表候補生をまとめているものでナターシャ・ファイルスというわ。」
「・・・!私の名前を・・・」
「先程の試合見せてもらったわ。技術ならば勝っていたのに惜しかったわね。あの武器さえなければ圧勝だったでしょ。ね、キリュー?」
「え、ええ・・・俺が作ったのはばればれですか・・・」
「当たり前でしょう?あんなもの作れるのあなたぐらいだわ。あんな武器があるのなら私たちに見せてくれればよかったのに。」
「・・・もしかして怒ってます?」
「いえ、もうあなたは開発局の職員ではないもの。その点は怒ってないわ。」
「その点は・・・ってことは怒ってるんですね・・・」
「輝龍さん、開発局というのは・・・?」

シャラが不思議に思ったのかたずねてくる。

「ああ、俺は二年前からアメリカのIS開発局で働いていたんだよ。主に武器開発だけどな。それで仕事してたときにISに触ったら動かしちまったってことだ。」

今まで触れても動かなかったのに何故あの時動いたのだろう?まあ、考えたところわからないのだろうけど。

「なるほど、メモメモ・・・」
「メモはせんでよろしい。」
「話、戻していいかしら?」

ナターシャの顔は笑っているが目は笑っていない。

「あ、すみません!それで何ですか?」
「あら、分
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ