第3章 エドラス編
最悪の状況
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・・・。」
「おや、君は何処から来たんだい?」
この町の人が俺に声をかけて来た。
「はい、トライアから来ました。」
「へぇ〜遠くから頑張ったな〜。」
「はい・・・所で、この町って植物が盛んですね。」
「ああ。最近魔法が減っては来ているが、ここでは大して使わないし、
植物で作った薬などが作られている。」
「成程。」
「おっと、俺は忙しいので、失礼するよ。」
そう言い、その人は何処かへ行った。
「さーって、探しますか。グランディーネさんを!」
俺は取りあえず、情報収集をする事にした。
「グランディーネ?知らないな。」
「グランディーネ?さぁ?」
「グランディーネ?どっかで聞いた様な・・・。」
「グランディーネ・・・そんなお婆さんがいた様な・・・?」
こんな感じでした。手掛りが少ない・・・。
「う〜〜〜〜ん・・・森に住んでる以外わからんしな・・・。
この町にいる可能性が0とは限らないし・・・。」
「どうかしたのかい?」
老婆の人が俺に声をかけて来た。
「え、ああ・・・グランディーネって人を探しているんですけど・・・。」
「えっ!?」
俺の言葉にお婆さんが驚いた。
「どうかしたんですか・・・?」
「その・・・その人は・・・。」
次の瞬間、お婆さんはこう言った。
「かなり昔に行方不明だよ。」
「っ!!」
そ、そんな・・・
「・・・・・・」
俺はどうすればいいのか考えていた・・・言い辛い・・・どうすれば・・・。
「くそっ!」
俺は悔しくってそう言った。
ザワザワザワ・・・
「ん?何の騒ぎだ?」
俺は騒いでいる所へ行って見た。
「ヒューズ隊長、少し落ち着いてください。」
「これが落ち着くかよ!!」
そこには隊長と呼ばれたはしゃぐ男がいた。
「あの巨大アニマ計画が成功したんだぜ!!」
「しぃー!聞こえますよ!!」
「っ!!」
巨大アニマ!?ジェラールが言っていた!!まさか・・・!!!
「アースランドの魔導士、確か・・・マグノリアって町の人間を魔水晶にできたんだぜ!
どんだけデケェ魔水晶になったかワクワクす
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