我等の故郷!
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あぁぁぁああああ!!!!!」
刀を折られた人は恐れながら逃げていきました。
あの人はもう来ないでしょうね。折角合格したのに勿体ない。
「あ、あと俺は合格辞退するんで。じゃーね♪」
そして流儀さんもどこかに行って・・・・・・・・・・・・って。
『『『『ええぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇ!!!!!!』』』』
あとで問い詰めましたが流儀さんは
『程度が低い所にいるつもりはない。それに俺は人の下にいるのが嫌いなんだ』
と言われました。
じゃあ何で試験受けたんだ!と言いたいけど疲れたのでもうやめた。
そんなこんなで数年がたち(流儀さんは宿代を払って居座ってる。どこからお金が出てくるか謎だ)
平穏な日が続いていた時。
「結婚の話が来ました」
「え?」
「ですから結婚!」
「そう。相手は?」
「上皇様です」
「へぇ。おめでとう」
「そ、それだけですか?引き止めたりとかはしないんですか?」
「お前が好きならいいんじゃない?確かに俺はお前の事好きだけど多分お前が許せない事してるし」
「な/////何かしたんですか?」
「ん、まぁその。俺他にも女いるし、お前は一夫多妻は容認出来ないらしいし」
「ん!?私の他に女がいるんですか!?誰!誰なんですか!!」
「ほら〜。それにお前俺の女じゃねーし」
「そんなことはどうでもいいんです!誰ですか!幼馴染一人くらいなら許しますよ!?」
「えぇ〜っと。お前を入れるなら7人」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こ、この人は!
「もう知りません!!私は上皇様の所へ行きます!」
「まぁ、しょうがないか。でももし俺のとこにくるんなら純潔を保っておけよ。使い古しは無理だ」
「うるさい!!」
こうして流儀さんとはしばらくの間別れることになります。
そして待ち受けていたのは残酷な現実でした。
「はぁー」
なんだか最近元気が出ません。
それに、
『純潔は保っておけよ』
あの言葉がどうにも引っかかって結局上皇様と子作りもしていません。
「私はやはり流儀さんのことが・・・・・・」
そんなことないと言いたいけど、どうしてもあの人の顔が浮かんでしまう。
「今日はもう寝ましょう。明日もお仕事がありますし」
そう、自分の気持ちを誤魔化すように眠りについた。
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