我等の故郷!
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金額じゃないと思いますよ」
「世間知らずだからな。持てるものは持っている」
別空間に放り込んでおけば済む話だからな。
「あ、貴方のことがドンドンわかんなくなっていきます」
「俺をわかる奴なんて1人しかいないよ」
「じゃ、付いてきてください。あと、買い物するので荷物お願いしますね」
「へいへい」
「ただいま帰りました」
「お邪魔するよ」
「お帰りー。・・・あら、そのお方は?」
「宿がないらしくて、お金はあるので泊めてほしいと」
「あらそうなの。なら上がりなさい」
「お世話になります」
玉藻の家は言ってしまえば普通だ。うん、普通だ。
「じゃあお夕飯作りますので」
「ああ待て。俺も作ろう」
以外かもしれないが俺も作れる。
以前興味を持って作ったら意外とうまく出来た。
女殺しの料理とまではいかないが三ツ星ぐらいなら頑張れば出来る。
「出来るんですか?」
「無論だ」
「なら一緒にやりましょうか」
チャンチャチャ♪、チャチャチャチャンチャチャ♪
チャチャチャチャララン♪チャララン♪チャララン♪チャララン♪チャチャチャチャチャン♪(わかる?)
「「上手に出来ました〜♪」」
な〜んてことをしながら1週間。ようやく試験だぜ。
ま、真面目にやる気はないけどね。
「では、試験開始!」
みんなが一斉に問題を答えはじめる。
ちなみに俺は
【課題を想像通りに終わらせるスキル】『死後過多』
こんな風に一瞬で終わる。
さて、問題はスキルで終わらせたし、ちょっとのぞきでもしようかな。
【別場所の光景を観るスキル】『進光景』
藻女視点
こんにちは、藻女と申します。
さて、私の家に住みついた流儀さんはとても不思議な方です。
ある時は1日中寝てたり、またある時は朝早く出て行ったと思ったら帰りには大きい熊を仕留めてきたり。
料理がうまかったり、旅人だったり私のわからない不思議な言葉を使ったり。
もう一度言いますが流儀さんは不思議な方です。
今も試験中だというのに目を瞑ってニヤついています。ちょっと気持ち悪いです。
筆も動かさないし、難しくて諦めたのでしょうか?
確かにこの問題は凄く難しいですからね。
私は必死に勉強しましたからスラスラ解けますが。
と、これが最後でしたか。
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