暁 〜小説投稿サイト〜
ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
梨華の戦い。
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「はや。通信傍受をお願い。敵の位置を割り出して。」
『了解。すぐに伝えるよ。』
私は冷静な状況ではなかったが、言えることが一つだけあった。
それは絶対に負けてはいけないということ。
もなかにあんなことしたんだもん。
絶対に許せない。
『梨華分かったよ。敵は市街地の北側を拠点にしているみたい。隊長の戦車以外は一緒になって私たちに向かってきているみたい。』
「ありがとう。いつでも小ミサイル弾を使えるようにしておいて。射程範囲に入ったら構わず撃っちゃって。」
『了解。』
向こう側は四両で攻めてくるんだ。
見つかる前に攻撃しないと押し負けちゃう。
だから先に仕掛けないと。
『梨華。』
もなかが私に通信を入れてきた。
「なに?」
『騙されないで。修善寺は絶対に五両で来るから。だって美香は絶対に流儀を曲げないから。』
もなかの話を聞く限り修善寺は全車両でかかってくるのか
これは好都合のことで。
「はや。この情報をみほ達にも伝えて。」
『もう伝えてあります。』
今日のはやは行動がいつも以上に早い。
なにか良いことでもあったのかな?
試合が終わったら聞いてみよ。
「敵戦車二両確認しました。どうしますか?」
「他の車両は?」
「現在はやが確認中です。」
私は裕香とさやねに情報を聞き、最適な撃墜方法を考えた。
「私達は砲弾と小ミサイル弾であの二両を倒すわよ。」
「「「了解です。」」」
通信手の裕香が小ミサイル弾のロックをかけた。
「後方の戦車にロックオンしました。」
裕香も慣れてきたのかロックするスピードが早くなった。
そして亜依の装填速度も。
「装填完了です。狙いも前方戦車に合わせました。」
これで狙いは定まった。
「発射。」
すると砲弾は大きな音をたて、小ミサイル弾は気付かない程度の音で打ち上げられた。
砲弾は感づかれましたが回避は出来ずに命中。
小ミサイル弾には気付かず命中。
アッサリと二両を撃破してしまった。
『梨華危ない。』
私は後ろを見るともう一両の戦車の砲台が私たちを狙っていた。
「再装填急いで。はや、援護して。」
私がお願いする前に大きな音が聞こえた。
一瞬はダメかと思った。
だが、
『間一髪だね梨華。』
はや達が撃った砲弾は向こうの砲弾にあたり砲弾を撃ち落とした。
「絵里。準備はいい?」
私は絵里に目線を向けると引き金を引く手前だった。
絵里は独断で砲弾を撃ち見事命中した。
「ナイス絵里。」
『修善寺女子高三両行動不能。残り二両。』
審判に告げられてわかった。
みほたちもまだ大丈夫だと。
「もなか。残りの戦車には誰が乗っているの?」
もなかは口を詰まらせていたが、
『妹の美香に毛利愛の二人だと思う。』
『大洗二両行動不能。残り三両。』
審判の言
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ