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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百二十話 宇宙への門
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「あたしもロンド=ベルに配属になったのよ」
「かなめ、御前もか」
「あれっ、聞いてなかったの?」
その少女かなめは宗介の今の言葉に意外といった顔を見せた。
「あたしも配属になったんだけれど」
「あのクロスロードと一緒にか」
「そういうこと。志願したのよ」
「かなめさんは伍長として配属されました」
テッサからも宗介に述べてきた。
「そういうことで以後宜しく御願いします」
「了解」
「了解ってあんた」
かなめは今の宗介の素っ気無い言葉に対してすぐに突っ込みを入れた。
「それだけなの?」
「他に何か言うことがあるのか」
「あるでしょ。またどうしてとか」
「それはさっき言った」
やはり素っ気無い宗介であった。
「一度言えば充分だ」
「そういう問題じゃないでしょ。あたしも戦うって決めたのに」
「それはいいことだ」
やはり宗介であった。
「では宜しく頼む」
「何か本当に無愛想ね、相変わらず」
「まあ宗介だからな」
闘志也が笑ってかなめに述べてきた。
「そんなに気にするなよ」
「わかってはいたけれどね」
それでもなのであった。
「まあいいわ。今後オペレーターやるから」
「ああ、宜しくな」
かなめも参加していたのだった。何はともあれその間にも戦いは続きロンド=ベルは次々に敵を倒していく。そうして遂に、であった。
「よし、いなくなったな!」
「百万、やったわよ!」
遂に敵の数が尽きた。彼等は見事百万の敵を倒し終えたのであった。
「長官、それじゃあ」
「すぐに」
「うむ、行こう」
大河が皆の言葉を受けて頷く。そして。
「諸君!」
「はい!」
「出発だ!」
いつものあの声であった。
「いざ銀河へ!いいな!」
「ええ!」
「勿論です!」
彼等も威勢よくその言葉に応える。
「これからが本当の戦いだ。しかし」
「しかし」
「我等は勝つ!」
断言であった。
「例え何があろうともだ。いいな!」
「何かこの人って」
かなめは大河の言葉を聞いて言うのだった。
「物凄く熱いっていうか」
「何言ってんのよ」
しかしアスカがそのかなめに対して言ってきた。
「こっちの世界じゃね、もっと有り得ないのがいるのよ」
「有り得ないって誰よ」
「はっきり言って思い出したくもないわ」
しかしアスカはそれ以上は言おうとはしなかった。6
「あんな変態連中」
「変態ねえ」
「ああ、僕達の世界には凄い人達がいてね」
シンジが口をつぐみだしたアスカに代わって述べた。
「素手でマシンを壊せるんだよ」
「それって人間!?」
かなめはそれを聞いてすぐに言うのだった。
「本当に」
「多分。そうだと思うけれど」
シンジもこの辺りは今一つ自信がないようだった。
「一応はね。外見はそうだよ」

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