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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十八話 明かされた醜悪
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ていた。そしてその話の間に敵がもう高知湾に大挙して姿を現わしていたのだった。
「来たぞ」
マイヨが全員に告げる。
「戦闘開始だ。いいな」
「了解」
「それじゃあ今から」
「全軍敵を引き付けて下さい」
未沙はフォッカーの指示をそのまま全員に伝えた。
「そして敵を水際で叩いて下さい」
「何かそれも三回目だけれど」
「まあいいか」
それでもなのであった。
「ここはね。それでね」
「やりますか」
「全軍迎撃用意!」
また未沙の指示が出された。
「陣形を整え敵を待ちます!」
「わかりました!」
こうして皆まずは前に出なかった。そのまま守りを固め敵が来るのを待つ。そうして敵が今まさに上陸せんとしたその時にであった。
「撃て!」
「撃て!」
攻撃が復唱され放たれる。それが総攻撃のはじまりだった。こうしてロンド=ベルとガルラ帝国の戦いが再びはじまったのであった。
「こうした時やっぱり広範囲に攻撃できる武器あるといいな」
「そうね」
エルがビーチャの言葉に頷いていた。
「あんたの百式は特にそうね」
「ああ、このハイメガランチャーな」
今もその巨大なランチャーを放っている。
「便利だぜ。そっちはどうだ?」
「こっちもね」
スーパーガンダムのミサイルをここぞとばかりに放っていた。
「ミサイルがあるからね」
「こっちも」
モンドもスーパーガンダムに乗っていた。イーノもだ。彼等にスーパーガンダムはまんべんなく使われるようになっているのだった。
「何とかやっていけれるよ」
「正直マークツーじゃ少し辛かったけれど」
イーノもそのミサイルを放っていた。
「こうしてね。広い範囲に攻撃を放てるからね」
「それはいいわね」
ルーはそれが少し残念そうだった。
「リガズイはこうした場合ね」
「ちょっと辛い?」
「運動性能がいいのは有り難いけれど」
戦闘機形態のまま戦っていた。そうしながらエルに応える。
「広い範囲に攻撃できないのが」
「その分あたし達がいるけれどね」
「任せろ」
プルとプルツーはキュベレイマークツーのファンネルを使っていた。
「けれどリガズイもファンネルあればね」
「全く違うがな」
「正直インコムでもあればね」
ルーはぼやきながら言った。
「違うんだけれど」
「何かそれ考えたらダブルゼータって凄いんだな」
ジュドーが言う。
「これだけミサイルだのハイメガキャノンだのぶっ放せるんだからな」
「そうね。それにしてもゼータがね」
ルーはまだぼやいていた。
「整備中なのが」
「あと二分だ」
ヘンケンがそのルーに言ってきた。
「二分経ったらいける。それまで待っていてくれ」
「わかりました」
とりあえずヘンケンの言葉に頷く。
「それまでの間は」
「そうだ。二分だけの我
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