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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百十七話 風間博士の狂気
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った。アレンビーもフラフープとリボンを手に縦横無尽に暴れる。その横にはレインとドモンが共にいる。
「いい、アレンビー」
「ええ、わかってるわ」
アレンビーはレインの言葉に応える。
「無謀な戦闘は駄目ってことよね」
「数が多いわ」
レインが言うのもやはりこのことだった。
「だからね。ここは」
「わかってるわ」
アレンビーもこのことは充分わかっているのだった。
「迂闊に動かずね」
「そういうことよ」
「しかしだ!」
だがここでドモンが叫ぶ。
「目の前にいるなら!誰であろうとだ!」
「左様、ドモン殿!」
キメルも来た。
「ただ倒しましょうぞ!」
「誰であろうが俺の前に立つなら!」
ドモンが拳で戦艦を一撃で撃沈させた。派手な大爆発が空中で起こる。
「倒す!それだけだ!」
「拙僧とて!」
キメルはマンダラガンダムの杖を振り回す。それで敵を次々と叩き潰す。
「この通り!幾らいようともだ!」
「この世界を脅かそうとするなら!」
「拙僧達がお相手つかまつる!」
彼等は無謀ではあったがそれでもそれだけの強さがあり闘っていた。ロンド=ベルはまずは上陸しようとする軍を完全に粉砕した。そしてそのうえで海や空にいる敵に向かって攻撃を仕掛けてきたのだった。
勢いは瞬く間にロンド=ベルのものになった。しかしそれでもガルラ帝国軍は攻撃の手を緩めない。後方の本陣も落ち着いたものであった。
「ゼオ=ガットラー閣下」
「うむ」
大柄な男が美女の言葉に応えていた。
「戦闘開始から十分で十万機を失いました」
「十万を十分でか」
「はい」
美女はこう彼に述べた。
「先の新潟では四十分でしたがそれは」
「攻撃を受けたのは我々だ」
ガットラーと呼ばれた男は言った。
「ならばこれも当然だ」
「当然ですか」
「動じることはない」
彼は言った。
「このまま攻撃を続けよ。そしてだ」
「そして?」
「いつもの通りだ」
今度はこう言うのだった。
「撤退は死刑だ」
「はっ」
美女は彼のこの言葉に対して敬礼で応えた。
「それではそれもまた」
「伝えておけ。そして」
ガットラーの言葉は続く。
「前線のネグロス将軍とガロ将軍に伝えよ」
「何とですか?」
「万難を排し仙台を占領せよ」
彼が言うのはこの指示だった。
「わかったな。何があろうともだ」
「わかりました。それでは」
「そしてローザよ」
今度はこの美女ローザ=アフロディアに声をかけてきた。
「御前も必要ならば前線に向かえ」
「私もですか」
「そうだ。その時は私が指示を出す」
重厚な声での言葉だった。
「わかったな」
「はっ、それでは」
ここでも敬礼で応えるローザだった。
「そのように」
「このまま攻撃を続ける」
彼は言う。
「そして
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