第百十六話 ガルラ帝国総攻撃
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「だからこそここに来た」
「そうか」
「じゃあよ、早速で悪いけれどよ」
デュオの鎌が前の戦艦を真っ二つにした。
「この連中、どんどん倒していってくれよ」
「それでいいのか?」
「御願いします」
カトルがロックオンに告げた。マグアナック隊も攻撃を止めることがない。
「今すぐにでも」
「敵の数は多いな」
「大したことはない」
トロワもミサイルを放ち続けている。それで前の敵達を吹き飛ばしている。
「この程度。いつものことだ」
「いつもか」
ティエリアはその言葉にかえって落ち着いたようだった。
「では僕達もいつも通り」
「戦えばいい」
ヒイロのツインバスターライフルも火を噴き続ける。
「御前達のやりたいようにな」
「なら」
刹那が最初に動いた。そして。
前にいた戦艦を一撃で叩き斬った。これが挨拶となった。
「一つ言っておく」
「何だ?」
「手加減をする余裕はない」
彼はヒイロに応えて述べた。
「それでいいな」
「それは敵に対する言葉だな」
彼の今の言葉に言ったのはノインだった。
「私達にではない」
「わかっている。しかしだ」
「貴方の言いたいことはわかったわ」
ヒルデはそれでいいとしたのだった。
「それなら」
「君達の参入を歓迎する」
ミリアルドはそれだけだった。
「それならばだ」
「守る必要はない」
セラヴィーのがードを外した。
「ただ。倒すだけだ」
こうして四機のガンダムもロンド=ベルに参加したのだった。彼等の参戦もありロンド=ベルは次第に敵の数を減らしていった。そして遂に敵の数は十万を切ったのだった。
「よし、あと少しだ!」
「そうね!」
朝にはじまった戦いは夕刻になっていた。しかしまだ戦いは続いていた。
「あと十万、もう少しだ!」
「撃て!撃て!」
攻撃を繰り出しながら叫ぶ。
「敵がどれだけ多くてもな!」
「やってやる!」
彼等の攻撃は続く。しかしだった。
遂にガルラ帝国の本陣が動いた。それを見て皆言うのだった。
「あれは?」
「敵の本陣ね」
ミサトがそれを見て言った。
「どうやら。遂に出て来たのね」
「敵の本陣!?」
「あれが」
「そういえば」
その本陣を見て皆言うのだった。
「戦艦の種類が多い」
「何か何隻か特別な艦がいるわ」
「じゃあやっぱり」
「いい?皆」
ミサトはその本陣を見ながらまた一同に告げるのだった。
「あの本陣を倒せばガルラ帝国との戦いは終わるわ」
「はい」
「わかりました」
皆ミサトのその言葉に頷くのだった。
「それじゃあ。今すぐに」
「あの本陣を」
「ただし。前には出ないで」
ミサトはこのことも彼等に告げたのだった。
「いいわね」
「前に出ない?」
「どうして」
「まだ敵はいるわ」
減
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