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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百九話 遥か久遠の彼方
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何っ!?」
「ネオグランゾンが」
「さあ参りましょう」
シュウはその黒い光の中で言うのだった。
「そのコインの裏に。今こそ」
「黒い光が」
「拡がる・・・・・・」
その黒い光は瞬く間にロンド=ベルを包み込んだ。そうしてそれが消えた時。彼等は見たこともない場所にいた。そこは海の中だった。
「海の中!?」
「けれどここって」
「潜望鏡を出して下さい」
トゥアハー=デ=ダナンは出ていた。テッサが咄嗟に指示を出す。
「それで外を」
「了解です」
「わかりました」
マデューカスとカリーニンがそれに応えすぐにその潜望鏡を出すのだった。するとそこから見たのは。
「街があります」
「はい」
モニターにその街が映し出される。その街は。
「!?ニューヨーク!?」
「似ている」
一見すると確かにニューヨークであった。
「けれど何かが違う」
「ああ」
しかし細かい部分が違っているのだった。
「ここはニューヨークじゃない」
「ではやはり」
「そうです、ここで」
そしてシュウが言うのだった。
「この街こそパラダイムシティです」
「ここがか」
レイヴンも目を光らせていた。
「ここがパラダイムシティか」
「貴方もはじめてのようですね」
「その通りだ」
レイヴンもそれを認める。
「私もまた。噂には聞いていたが」
「そうでしたか」
「だが諸君」
サンドマンはここで声をあげた。
「今我々はそのパラダイムシティに着いた」
「その街に」
「さて諸君」
だがサンドマンの声は今では積極的なものではなかった。
「今は様子を見よう」
「えっ!?」
「様子を!?」
「見るって」
「下手に動いても何にもならない」
サンドマンは言うのだった。
「だからだ。ここは静観だ」
「静観って」
「折角来たのに」
「いや、サンドマン氏の言う通りだ」
しかしここで大文字が一同に告げた。
「確かに我々はパラダイムシティに辿り着いた」
「はい、その通りです」
「だからこそ」
「しかしパラダイムシティのことは何も知らない」
彼はこう話した。
「何もな。だからこそだ」
「今は静観ですか」
「そうだ。様子を見る」
彼は告げた。
「今はな。情報収集に努めよう」
「おいシュウ」
マサキは情報収集の話が出たところでまたシュウに声をかけてきた。
「何ですか?」
「知ってるよな」
声に棘が入っていた。
「この街のこと。そうだな」
「ある程度ですが」
シュウは今は知らないふりをした。
「知ってはいます」
「今全部言うつもりはねえんだな」
「知っている限りは教えさせて頂きますよ」
一応はこう話す。
「ですが」
「何だってんだ?」
「それは確かになっていることだけです」
「確かにだと?」
「私
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