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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六話 ブルーフレンド
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「朝比奈は何があっても護る!」
彼は必死に戦っていた。しかし何故かその度に浩子は傷付いていく。ここでラーゼフォンを援護する為にブルーガーがホテルのすぐ側を飛んだ。そこでだった。
「んっ!?」
「どうした麗」
「あの部屋です」
神宮寺に応えあの部屋を指差したのだった。
「あの部屋に」
「どうしたんだ?」
「女の子がいます」
「あれか」
神宮寺にも浩子の姿が見えた。
「あの娘か」
「んっ!?」
ここで猿丸があることに気付いた。
「おかしいですよ」
「おかしい?」
「ほら、あの娘」
浩子を指差して神宮寺達に述べる。
「青いものが一杯ついてますよね」
「そうだな」
「確かに」
神宮寺と麗もそのことに気付いた。
「血か!?」
「血・・・・・・」
麗は今度は神宮寺の言葉に考える顔になった。
「だとしたら彼女は」
「ムーリアンか」
「そうなりますね」
このことはすぐに察しがついたのだった。
「ですがどうして」
「あっ、見て」
ここでラーゼフォンがまた白いドーレムに攻撃を浴びせる。すると。
「うぐうっ!」
浩子が苦しみだした。そして腕から血を流した。あの青い血を。
「うう・・・・・・」
「傷!?」
「あのドーレムがラーゼフォンの攻撃を受けたら」
「それじゃあ」
「若しかして」
ここで猿丸が気付いた。
「ドーレムはムーリアンとシンクロしていて」
「コントロールされている?」
マリもこう考えだした。
「そしてドーレムが攻撃を受ければ」
「ムーリアンもダメージを受ける」
「確か」
麗はここで己の記憶を辿った。
「あの女の子は確か」
「どうしたんですか?麗さん」
「綾人君のお友達だった筈です」
彼についてのデータを思い出しているのだった。
「東京ジュピターでの」
「東京ジュピターから出てか」
神宮寺は麗の話を聞いて推察した。
「どうやって出たのかはまだ疑問だがな」
「ですが彼女は確かに」
「どうする?」
ここで神宮司は皆に問うた。
「あの娘。助けるか?」
「そうしてくれるかしら」
話に入って来たのは遥だった。
「遥さん!?」
「ムーリアンについてのデータも知りたいし」
まずは戦略的な目的によってだった。
「それに」
「それに?」
「彼女は。綾人君の友達だから」
だというのだった。
「それに。私の」
「私の!?」
「紫東大尉、何か?」
「あっ、いえ」
今の言葉は打ち消す遥だった。
「何でもないわ」
「何でもない?」
「そうですか」
ブルーガーの面々はまずはそれは聞くことはなかった。
「けれどそれでも」
「ええ、御願い」
あらためて彼等に言う遥だった。
「あの娘を助けてあげて」
「ですが」
しかしここで猿丸が言うのだった
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