暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第05話「一夏、女子寮に向かう」 ※9/2IFストーリー追加
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持ってきてくれたらしい。
……家の惨状が気になるな。
多分、荒れに荒れてるんだろうな………なるべく早く家に帰るろう。
…うん。
さて、何が入ってるのかな〜。
まさか、充電器と洗面具と着替えだけなんてないよな…………いや、ありえそうだな。
渡されたバックから中身を取り出すと…
◆色んな女性の姿がパッケージのDVD
◆円形の何かが入った薄い紙袋
◆“聖書”と書かれた薄い本
一夏
「……何だコレ」
麻耶
「ハワワワ…///」
千冬(偽)
「何とは何だ。必要だろう?」
一夏
「何にだよ!!!???」
千冬(偽)
「何ってナニさ」
この駄姉は何を考えてるんだ?
こんなもの女子校に持ってきたら――
「このAV、武道を嗜む幼馴染モノだわ」
「こっちは勝気な幼馴染モノね」
「…織斑君って幼馴染がいいのかしら?」
「でもこっちはお嬢様と男の娘があるわよ」
「こっちは軍人系と生徒会系ね」
「選り取り見取りね…」
ほ〜らやっぱりこうなった。
「織斑君サイテー」
「まぁまぁ、しょうがないよオトコノコだもんね」
「私たちをオカズにされないだけましよ」
「むしろ私は千冬様に食べられたい!!」
ち、ちがうぞそこの女子たち。それは俺のじゃないんだ。
だからそんなゴミ虫を見るような眼をしないでくれ
あと、最後の子は黙れ
千冬(偽)
「フハハハ、気にするなお姉さんからのささやかな入学祝だと思ってくれ」
あ、わかった。
こいつ偽物だ。
絶対にそうだ。
千冬(偽)
「っ!? (バッ」
[ブォォォォンッ!!!!] [メキャッ]
ヒィッ!?
シ、シュッセキボガキョウタクニ…
メッチャ、ササッテルワネ
アレ、ホントウニシュッセキボ?
千冬(本物)
「な゛〜に゛をしてるのかな貴様は」
一夏
「ち、千冬姉!?」
こ、今度は本物……ですね。
その鬼のような形相と物凄く恐ろしいオーラは千冬姉本人しかだせませんよね。
さっきまで周りにいた女子が揃って隅の方に避難して震えてるし…
アハハ、青を通り越して白になってるぞ?
まさに“顔面蒼白”だな。
ってアレ? 偽物の方の千冬姉が見当たらないぞ
ん? メモ書き……
『てへぺろ☆(ゝω・)』
う、うぜぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええ
千冬(本物)
「……おい、織斑」
一夏
「ヒィッ!? ち、千冬姉それは俺のじゃないんだ!!!」
千冬
「なぜ、姉弟モノが無いのだ?」
一夏
「知るかぁぁぁあああああ!!!!!」
オワレ
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