第三話
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ィアは素早くサイドステップで攻撃をかわすと、そのままプチプリを上に斬り上げる。
「虎牙破斬!」
ディアの虎牙破斬はカノンノよりも空中に居る時間と攻撃回数が多く一発でプチプリを消滅させると、剣を二本一体のプチプリに投げつけ、二本の剣はプチプリに突き刺さり消滅したのを確認すると、すぐさま魔術の詠唱に入る。
「煌めく炎、我が手に・・・ファイアボール!」
残りの一体はファイアボールで倒し、敵が回りに居ないのを確認すると、カノンノに近づき、心配そうにカノンノを見つめる。
「カノンノ、大丈夫?まだ痛いとことかある?」
「ううん、大丈夫だよディア・・・ごめんね」
突然カノンノに謝られたディアは首を傾げるが、カノンノは続けた。
「せっかく、私をパートナーに選んでくれたのに、私の方が迷惑をかけてて」
「全然気にしてないよ、それより僕こそごめん、カノンノをパートナーに選んだのにちゃんと護れなくて」
お互いが謝りあう中で、カノンノは何故ディアが自分をパートナーに選んだのか気になり、聞いてみた。
「う~ん、カノンノがよかったからかな、それ以外は何もないよ」
ディアはそう答え、次の試験をクリアするため、カノンノを連れて、次の目的地を探した。
カノンノは次の試験内容が気になりディアに聞いてみた。
「えっと、次はアップル三つを採取だって、だからリンゴの木を探そう」
ディアは説明を終えて、先に進もうとするが、カノンノが急に歩くのをやめ、不思議そうに話しかけた。
「どうしたの?」
「あれって、アップルだよね」
カノンノが指さす木を見ると、確かにリンゴが沢山実っている木があった。
ディアとカノンノは木の傍まで近づくと、どうやって採るか考えていた。
「どうしようか?」
「とりあえず、登ってみる」
ディアは木を登り始めるが、途中でズルズルと地面に足がついてしまい、一つもアップルを採ることができなく困っていた。
「それじゃあ、私が登ってみるね、昔一度だけ登ったことがあるんだ」
カノンノは木を登り始めるが、あまり進まず時間がかかってようやく登ることに成功し、アップルを三つ採る。
「やった!採れたよ!」
「すごいよ、カノンノ!」
「待ってて、すぐ降りるかrきゃあぁ!」
カノンノが木から降りようとしたら足を滑らせてしまい地面に向かって真っ逆さまに落ちてしまい、カノンノは目を瞑り体に痛みが来るのをまった。
しかし、いつまでたっても痛みはこず、柔らかい感触に顔を埋めてるのに気付いたカノンノは目を開けると、何とディアがカノンノを抱き止めクッションになっていた。
「うう~、大丈夫、カノンノ?」
「!!??ディ、ディア!!/
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