第1章:王宮の戦士とヲタ少女
第9話:行きはヨイヨイ、帰りはフワフワ?
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
に、ホイミン君の体力が無くなっても、ライアンちゃんなら泳いで帰ってこれるでしょ!?」
どうやらマリーはちゃんと考えて順序を提案してきたらしい…
凄い勢いで正論を捲し立て、私に反論の機会を与えてくれない…
尤もこの意見に反論する気は無いのだが。
「わ、分かった…私が悪かった…で、ではマリーを一番最初に運んでくれホイミン…」
「は〜い、分かりました〜」
素直なホイミンに助けられる私…もうマリーを怒らすのは止めよう。
「あ、ライアンちゃん…空飛ぶ靴を貸して!」
「空飛ぶ靴?この珍妙な靴の事か?これをどうするのだ?」
『空飛ぶ靴』とは言い得て妙だな。良いネーミングセンスを持っているものだ。
「ホイミン君の負担を少しでも軽減させたいのよ。私達を向こう岸まで運んだら、空飛ぶ靴を履いてここまで戻ってくれば、体力消費を押さえられるでしょ!」
「なるほど…マリーは頭が良いな!」
私は大きく感心し、マリーに空飛ぶ靴を手渡した。
ライアンSIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ