第一物語・後半-日来独立編-
第二十章 無意味な会議《3》
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首を右へ左へ、上や回転を加え周りを見渡す。
音が沈む頃、屋上の隊員全員が足元のコンクリートに伏せた。いや、伏せたというよりも上から重圧を受けてたように潰され、しかし潰されまいと重圧に逆らっている。
力がこもる言葉を吐きながら、隊員は身体に力をいれ続ける。身を立たせ、状況を確認しようと。
女性の声は徐々に近付き、一瞬声が途切れて一気に距離を縮めた。
「セーラン、落ちる――!」
「この声は、美琴か!?」
皆が見上げた屋上。
日差しを浴びる、二人の人影が浮いていた。
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