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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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「けれどあの人と俺はまた違うぜ」
「それはわかってるさ」
楯人が答えた、
「それはな」
「だったら別にいいよな」
「まあ顔も性格も全く違うからな」
「それはいい」
「ていうか俺自身はよ」
エイジはまた言ってきた。
「何かシンと似てる気がするんだよな」
「呼んだか?」
ここでそのシンが出て来た。
「俺も御前とは他人の気がしないんだがな」
「ああ、やっぱりそうか」
エイジも彼の言葉に頷いた。
「お互いな。そうだよな」
「全くだ。アムロさん達の気持ちがやっとわかった」
「実は俺もだ」
楯人も二人の話に頷くのであった。
「何かあのカイ=シデンさんとな」
「だよな」
「似ているというかな」
「同じにも聞こえるぞ」
シンもエイジもこう彼に対して言うのだった。
「エイナはエイナでナタルさんやユリカさんと意気投合しているしな」
「!?そういえばステラともだ」
シンもここで気付いた。
「あの人は。個性も全く違うのに」
「何でだろうな」
シンは彼のその言葉に首を傾げるのだった。
「全然似てねえ筈なのに似てるものを感じるんだよな」
「不思議といえば不思議な話だな」
カミーユがここに来て言う。
「俺もそうしたことがあったしな」
「カミーユさんもですか」
「どうも誰にでも大なり小なりあるものらしい」
こう一同に話すカミーユだった。
「だがマサキやヒイロはあのレイヴンさんには違和感を感じているがな」
「それはまたどうしてですか?」
シンは今のカミーユの言葉に眉を顰めさせた。
「声そっくりじゃないですか」
「何故か似たものを感じているのはメリッサさん達だ」
「あの人達ですか」
「そうだ。何故かはわからない」
カミーユの直感でもそれは察するころはできなかった。
「しかし」
「しかし?」
「あのレイヴンという人からはやけに女性的なものを感じる」
「女性的な?」
「俺の気のせいかも知れないが」
奇しくもアスカと同じことを言っている。
「ちょっとな」
「そうなんですか」
「とにかくだ。またこうして新たな力が加わった」
「はい」
「あの戦艦ですね」
「こっちの世界での戦いはどうなるかはわからないけれど貴重な戦力が手に入ったのは間違いない」
カミーユは戦力の加入として素直に喜んでいた。
「俺もサンドマンさんには多分に驚かされているけれどな」
「そうですね」
「まあそろそろ時間ですし」
「ああ、お風呂の時間だな」
「はい、それです」
「グラヴィゴラスには凄い風呂があるんですよ」
エイジが言う。
「もう温泉みたいなのが」
「つくづく訳のわからない戦艦だな」
「全くだ」
楯人も弾児も温泉と聞いて言う。
「マクロスにもあんなプールがあるし」
「凄い部隊だな」
「兵器も
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