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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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前だろ?今までどれだけあいつ等が出て来たと思ってるんだよ」
「けれど君はずっと戦ってなかったよね」
「それでもわかるものはわかるんだよ」
少しムキになって答えていた。
「そういうのはな」
「そうなんだ」
「そうだよ。とにかくよ」
「うん」
「来たぜ」
今度はエイジが彼に対して言った。
「奴等がな」
「そうだね。数は六千かな」
「六千か」
「十倍位?」
感情のないその声でまた述べた。
「見たところ」
「そうか。十倍かよ」
「怖気づいてる?」
「馬鹿を言え」
それは真っ向から否定した。
「やってやるさ。相手が誰だろうとな」
「そうだね。サンドマンも来るしね」
「何っ!?」
「サンドマンも戦うって言ってたよ」
「それはいいけれどどうやるんだ?」
「僕もそこまではわからないけれど」
それは答えられない斗牙だった。
「それでもそう言っていたから」
「そうなのかよ」
「うん。だから僕達もね」
「ああ、そうだな」
斗牙の言葉に頷いた。
「行くぜ。姉ちゃんを見つけ出すまでな」
こう言って戦いに向かう斗牙だった。ガルラ帝国軍は相変わらず数を頼りに攻めて来る。しかしその彼等をまずはグラヴィオンの右腕が貫いた。
「よし、まずは一機だ!」
エイジが貫かれ爆発するその敵を見て叫ぶ。
そしてそれに他のマシンも続く。だがサンドマンはまだ動かなかった。
「あの、サンドマンさん」
「君は確か」
「はい。紫東です」
遥であった。
「先程のお話ですが」
「わかっている」
モニターの遥に対してこう答えるのだった。
「それはな」
「それでは一体」
「今からだ」
今度はこう言った。
「今からそれははじまる」
「一体何をするつもりなのだ」
クワトロは彼の今の言葉を聞いて考える顔になった。
「彼は。一体」
「さあ、今だ」
彼のその危惧をよそにサンドマンは言った。
「諸君、今こそ我等の城の真の姿を現わす時が来た」
「思ったより早いものでしたね」
「だがそれもまたよし」
レイヴンに対して答える。
「全ての戦いに勝利を収める為にはな」
「はい。それでは」
「超巨大宇宙戦艦グラヴィゴラス発進!」
「えっ!?」
「今何と」
驚いているのはメイド達だった。
「グラヴィゴラス!?」
「サンドマン様、それは一体」
「むっ!?」
ロンド=ベルの者達は驚く彼女達を見てあることに気付いた。
「どうやらそのことは彼女達は全く知らないのか?」
「知っているのは彼とあの」
「レイヴンという男だけか」
こう言うのだった。
「二人だけ知っているとなると」
「どれだけ重要な秘密なんだ、その超巨大宇宙戦艦は」
「それにしてもじゃ」
「どうしました?アスカさん」
イーグルがここでふと言ったアス
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