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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百一話 空に浮かぶ城
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アはいるし」
「もう一人シュバルツ=ブルーダーっていうのもいるわよ」
リオがまた言う。
「物凄く常識を無視したのが」
「奇人変人大会!?」
ルナにはそうとしか思えなかった。
「そっちの世界って」
「一応そういう人がいるだけで」
「まあ大抵は普通だから」
「そうなの」
「あの人クラスになると流石にいないから」
ここでまたサンドマンを見るのだった。
「ロンド=ベル以外には」
「じゃあアズラエルさんやバサラさんみたいなのは滅多にいないのね」
「いたら怖いぞ」
スレイが真顔で答えた。彼女は今は赤のビキニだ。
「ああした手合いが山みたいにいるとな」
「まあ確かに」
「言われてみれば」
「しかし。こっちでもまた色々な人が入るね」
アイビスはそんな彼等を率直に受け入れたうえで言った。
「少なくとも退屈はしないね」
「そうですね。それは」
黒のワンピースのクスハが答える。水着は大人しめだがプロポーションははっきりとわかる。何故ならそのワンピースは競泳水着だからだ。
「楽しいです」
「それはそうとクスハさん」
「はい?」
「あのジュースですが」
ルリが彼女に言ってきたのだった。
「先程作られたあれはどうされました?」
「サンドマンさんにあげました」
こう白のワンピースの彼女に答える。
「それで」
「それで?」
「美味しそうに飲んでおられました」
「そうですか」
「はい。とても」
にこりと笑ってルリの問いに答えるのだった。
「他にもラクスさんやマリューさんのお食事も」
「凄いですね」
ルリは表情を変えずに述べた。
「それはまた」
「オルガさん達と楽しく」
「ううん、どうやら本当に」
「凄い人なのね」
皆今度は感嘆する目でサンドマンを見つつ述べた。何はともあれ彼の凄さは瞬く間に皆の間に広まったのであった。噂はすぐに広まるものだから。
とりあえずロンド=ベルはバグダットを発ち東京に向かうことにしていた。しかしここで一つ問題が起こっていた。その元はやはり彼であった。
「えっ、それは一体」
「どういうことですか!?」
「言った通りだ」
サンドマンは驚くロンド=ベルの面々に対して平然と答えていた。
「それはな」
「その城から動かれないとは」
「それでは」
「安心していい」
驚く彼等にまた述べるのであった。
「心配は無用だ」
「ですがその城におられたままでは」
「グランナイツは我々とは」
「すぐにわかることだ」
彼等の言葉は平然としたままであった。
「何故なら」
「何故なら?」
「またバグダットに彼等が来る」
こう言うのだった。
「すぐにな。彼等がな」
「彼等が!?」
「というと」
「ガルラ帝国だ」
今度の敵もまた彼等であった。
「その彼等がまた来てい
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