第九十三話 ガンダムマイスター
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ーのパワーと機動力に驚いていた。
「こんなに違うなんて」
「ニコル!」
そのニコルにレイが声をかけてきた。
「デスティニーの力に振り回されるな!」
「わかっています!」
ニコルもそれはわかっていた。
「だから。ここで!」
一気に加速させた。あえてであった。
そうして接近してきた敵の攻撃をミラージュコロイドでかわしていく。それはまさに天使の舞いだった。
そのまま敵に接近し両手からビームを放つ。一気に敵を屠っていく。
「使いこなしてみせますよ。僕も!」
「そういうことだ。なら俺も」
レイもまた攻撃に移った。そのプロヴィデンスレジェンドからドラグーンを一斉に放つ。数が尋常ではない。プロヴィデンスとレジェンドのそれを合わせたよりも多かった。
その圧倒的な数のドラグーンが敵に襲い掛かり屠る。今までで見たこともない程の圧倒的なパワーだった。
「ラウ、この力」
彼は敵を倒しながらクルーゼのことを思い出していた。
「俺は人類の為に使う。その未来の為に!」
今それをあらためて決意するのだった。
そしてキラ達三機のガンダムもそれぞれドラグーンを放ち前方の敵を屠っていく。彼等の力はレイ達をも圧倒するものがあった。
「この力・・・・・・まさに」
「ああ。これならおそらく」
アスランがキラに対して答える。
「世界を切り開ける。これからの人間の世界を」
「そしてこの世界の危機も」
「終わらせられる。だから俺は!」
アスランはここでまたドラグーンを放つ。そして。
さらにビーム砲にミサイルも放つ。それで敵を薙ぎ倒していく。キラもそれに合わせてドラグーンとビーム砲で派手に敵を潰しているがシンは二人とはまた別の戦い方をしていた。
「はあああああああああああああああっ!!」
ドラグーンを放つとすぐにミーティアから離脱し接近している敵の前に現われる。そうして両手の掌からビームを放ち彼等をはとめて消し飛ばすのだった。そのうえでミーティアに戻る。一瞬にして複雑な動きで多くの敵を倒す彼ならではの戦法を見せていた。
「これならどうだ!」
「シン、敵を倒すのはいいが無茶はするな!」
アスランがそのシンに対して言う。
「敵はまだ多いんだ。エネルギーに気をつけろ!」
「そんなの気にしていてやってられるか!」
だがシンはこうアスランに言い返すのだった。そしてまた同じ様にして敵を薙ぎ倒していく。
「敵の数が多いんだ!悠長にしていられないんだよ!」
「それでもだ!今は自重した方がいい」
「いや、そうともばかり言えないよ」
だがここでキラが彼に言ってきた。
「僕達以外にも皆がいるし」
「皆がか」
「シン」
キラは今度はシンに声をかけてきた。
「そのままでいいから。エネルギーがなくなったらミサイルに切り替えて」
「それかよ」
「う
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