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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第九十三話 ガンダムマイスター
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「ほざけ、海賊が」
目が殺人未遂犯のそれになる。
「この戦争が終われば覚えておくことだ。宇宙海賊を許すつもりは全くないのは言っておく」
「その通りだがまた随分と堅苦しい艦長さんだな」
よりによってピートが言う。
「俺がこんなこと言うとは思わなかったが」
「だが堅苦しいのは確かだな」
神宮寺も言う。
「確かに犯罪は許してはならないが宇宙海賊はな」
「そうだ。ケースバイケースだな」
ピートが言いたいのはここであるらしい。
「いい宇宙海賊もいるからな」
「その通りだ」
「何故諸君等は宇宙海賊には寛容なのだ?」
リーは今度は二人を睨んでいた。
「全く。どういうわけだ」
「そうだな。何か縁を感じるからかな」
「俺もだ」
二人は実に不思議なことを言った。
「宇宙海賊ってやつにはな」
「何となくだがな」
「ふん、まあいい」
リーも話にラチがあかないと見たかこれで打ち切ってきた。
「まずは全軍一歩前に出ろ。そこで布陣し敵を迎え撃つ」
「了解」
こうしてロンド=ベルは砂漠に布陣し前方のガルラ帝国に対した。ガルラ帝国軍はまずはそのまま前進して来た。そこを攻撃するロンド=ベルだった。
「よし、今だ!」
まず攻撃を浴びせたのはノリスだった。ドライセンからドライブレードを放つ。
ドライブレードは複雑な動きを示しつつ敵に襲い掛かる。そうしてガルラ帝国のマシンを次々と切り刻んでいく。忽ち数機のマシンが爆発した。
「まずはこれで!」
「よし!」
「次は!」
彼の攻撃に続いてシローとアイナが出た。GP-02とアプサラス、二機の重モビルスーツはそこで動くことなくトーチカの様に留まったうえで攻撃を放つのだった。
「これで!」
「これなら!」
二機のマシンはそのままバズーカやメガランチャーで敵をまとめて叩く。機動力に劣るガルラ帝国のマシンにそれをかわすことはできなかった。またしてもその数を減らしていく。
戦局はまずはロンド=ベルに優勢だった。とりわけ新たなモビルスーツに乗り換えた面々の活躍が目立っていた。
「イザーク!」
「わかっている!」
ディアッカの声に応えてジャスティスを動かすイザークだった。ジャスティスもフリーダムもミーティアを装着しそこから照準をロックオンさせていた。
「使いこなしてみせる・・・・・・!」
「へへへ、来てるぜ雑魚共が!」
二人はそれぞれのモニターに次々とロックオンされるのを見て呟いていた。
「俺も。このガンダムを!」
「遠距離攻撃なら任せな!」
二人はそれぞれ攻撃を放つ。やはりこの二機のガンダムの強さは圧倒的だった。ロックオンしたうえでそれぞれビームを放ち敵を屠っていく。接近してきた敵にはニコルのデスティニーが向かう。
「凄い・・・・・・この力」
ニコルはあらためてデスティニ
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